出版社内容情報
価値の多元化と国際化が進む中,異質な他者との共存,対話は可能か.日本女性を妻としペルー・韓国から養子を迎えた時代の先端を“走る”ユダヤ系米国人が,人間の生き方や子供の教育,文化のあり方等を考察した示唆的随想.
内容説明
妻は日本人、養子はペルーと韓国から。そして、私はユダヤ系アメリカ人。さまざまな価値観が交錯する現代社会の中を「走り続けながら」考えた新しい生き方。
目次
序章 ぼくにとって「走る」とは何か
第1章 ぼくはなぜ日本語で書くのだろうか
第2章 多人種国家―アメリカの悲劇?
第3章 生殖・虐待・ホームレス
第4章 子どもと性・子どもと死
第5章 ファンダメンタリズム
第6章 轍
第7章 反ユダヤ主義と原爆
第8章 子どもを銃で撃つのはよくない
終章 父親術・スーパーマンは年老いた
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- 和書
- 通商彙纂 第97巻