現代フランス思想への誘い―アンチ・オイディプスのかなたへ

現代フランス思想への誘い―アンチ・オイディプスのかなたへ

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  • サイズ B6判/ページ数 355,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000005814
  • NDC分類 135.5

出版社内容情報

欲望する機械,パラノとスキゾ,定住民と遊牧人(ノマド)などアクチュアルな現代思想のテーマを提起したドゥルーズ・ガタリの「アンティ・オイディプス」.長年の研究を基にその精髄をわかりやすく描く.

内容説明

現代思想の最前線に迫る!欲望する機械,スキゾとパラノ,ノマドなど,現代思想の問題を数多く提起したドゥルーズ=ガタリ。その思想の本来の意味と衝撃のありかはどこにあるのか。

目次

1 実存と構造(〓実存主義の運命;〓構造主義の登場;〓第2次大戦後のフランスのマルクス主義)
2 アンチ・オイディプスの世界(〓欲望する諸機械;〓オイディプス帝国主義;〓野生の原始土地機械;〓野蛮なる専制君主機械;〓文明資本主義機械)
3 アンチ・オイディプスの彼岸

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukihirocks

4
あくまでもアンチ・オイディプスの要約みたいなものだが、思いのほか実存と構造の解説がわかりやすかったのと、Ⅲにてその具体的な姿勢について言及している点、またその限界について取り上げている点が良かった。強度量の世界においては、真似や見せかけというコピーがコピーであることをやめて、むしろ当人の流動する実在を形成することになる。実在を外延から強度の中に逃走漏出せしめる操作に他ならない。2025/02/11

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