夫ブハーリンの想い出

夫ブハーリンの想い出

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  • サイズ B6判/ページ数 314p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784000002448
  • NDC分類 289
  • Cコード C0022

出版社内容情報

一連の政治裁判の後逮捕され,1937年よりフルシチョフ改革の56年まで収容所や流刑地で服役,絶望の時代を生き抜いた誇り高き一女性の回想録.政治裁判にいたる30年代の政治のありようを生き生きと伝える,貴重な証言.

内容説明

ブハーリンとの出会い、楽しかりし日々、そして政治裁判の嵐。ブハーリン逮捕の直後、若き著者も捕えられ、1937年からフルシチョーフ改革の56年まで、収容所や流刑地で服役する。本書は、絶望の時代を生き抜いた誇り高き一女性の回想録である。党・国家の指導者が多数登場し、政治裁判にいたる30年代の政治のありよう、多くの指導者がなぜスターリンに屈服していったのか、を生き生きと伝える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイス

74
ロシア革命とその後の政策決定に重要な役割を果たしたブハーリンがいかに大粛清の犠牲となったか、妻の回想により明らかにされる。もちろん身内贔屓な点は割り引く必要があるが、ここに描かれている密告、でっち上げ、虚偽の数々は真実味があり、背筋が寒くなる。なぜ高潔の権化のような革命の闘士たちが自己批判しスターリン万歳と叫んでこの世を去っていったのか?そこには党分裂がレーニンの遺志に反するという「畏敬」があり、これが悲劇の本質だという夫人の指摘は鋭く刺さる。スターリンという怪物を打倒できていれば歴史はどう転んでいたか?2023/04/26

みーふぃ

1
ブハーリンは大幹部。 切れすぎたのか、スターリンに消されることに。 新しい国ができると仲間だったものが先にけされていく。

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