欧州経済史

欧州経済史

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000002202
  • NDC分類 332.3

出版社内容情報

欧洲経済史を問題的視点から構成したユニークな概説書であり,大塚史学の方法論の核心にせまる書.資本主義の発達から,産業資本の形成,封建制から資本主義への移行の問題に至るまでの歴史的叙述.軽装の教科書版.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずしょのかみ

5
大塚さんの局地的経済圏の理論は、日本の近世経済の研究の一つの指標になっていた。流通が局地化することはすなわちそこに住む農民の経済活動が活発化したことを意味し、幕藩体制を崩壊に導く大きな力の一つになった。たとえば農民の経済活動である信州中馬は、前期には遠隔地間の広域流通を担ったが、後期にはより狭い局地的な流通も担ったという報告がある。しかし一方で近世後期にも遠隔地間流通が行われていたことも事実であり、どのように全体像を捉えるべきか…。2020/04/20

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