内容説明
25歳駆け出しAP美南、豪腕プロデューサー上米、超絶人気アイドル島P、若き成功者フジエモン。「これってもしや…」なキャラクターが勢ぞろい。元TBSプロデューサーがTV業界に生きる人たちをリアルに描いた青春お仕事小説。
著者等紹介
角田陽一郎[カクタヨウイチロウ]
バラエティプロデューサー/文化資源学研究者。千葉県出身。千葉県立千葉高等高校、東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社goomoを設立(取締役~2013年)。2016年TBを退社。映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014、15年)、SBP高校生交流フェア審査員(2017年~)、その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。現在、東京大学大学院にて文化資源学を研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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読書国の仮住まい
3
ボリューム 『夢と現実「メトロポリスの片隅で」』『奇跡の視聴率「時代はまわる」』『期末特番「夢の途中」』『恋か仕事か「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』『スーパーアイドル「夏の扉」』『緊急生放送「新しい世界」』短編6篇から成る連作 世界観 JBSテレビのAP(アシスタントプロデューサー)三崎美南。 アナウンサーとADの3人でシェアルーム。 彼女が担当する番組『うたってカンカン』はまずまずの視聴率。 だが上はまだ満足しない。 そんな彼女のお仕事小説。 補足事項 他の登場人物は偽名なのに、何故中島みゆきだけ本名?2023/03/25
だくだく
3
TBSテレビでバラエティ番組を制作していた著者の、女性AP(アシスタントプロデューサー)を主人公にしたお仕事小説。実際の番組やタレントや事件がモデルになっていて、テレビの裏話的な面白さはあるものの、小説としては少々粗削りかな。まぁまぁでした。2021/09/20
浅野公喜 コウキシャウト
1
テレビ業界の裏側を描いたノンフィクションに近いフィクション。このキャラは実在の人物で言えば誰なのかな、といった想像が好奇心となりページをどんどん進めてしまいます。より細かく長いストーリーも描けたかもしれませんが、丁度良い長さで上手くまとまっている感じです。2021/10/07