出版社内容情報
ラルフは、セイラのねこです。ラルフはとてもあくたれ。お父さんもお母さんも、ラルフのあくたれには、ほとほと困っています。それでも、セイラは、ラルフが大好き。ある日、家族でサーカスを見にいきました。
そこでも、ラルフはあくたれのかぎりをつくし、とうとう、サーカスに置き去りにされることに…。
およそ5~6才から
内容説明
ラルフはあくたれねこでした。もう、これでもか、というほどの。セイラがかわいがってもおかまいなし。セイラは、からかわれても、パーティーをだいなしにされても、お母さんのお気に入りの鳥を追いまわされても、お父さんのパイプでしゃぼん玉をとばされても、ラルフがすきでした。ラルフはセイラのねこでした。ところがある日、ラルフのあくたれは、度をこしてしまいます。ねこが、ぜったいやらないことを、しでかしたのです。サーカスでのできごとでした。「きょうのラルフのいたずらはひどすぎる」と、お父さんはいいました。「ラルフ、ときどきあんたをかわいいとおもえなくなるわ。」と、セイラはいいます。ほんとに、そのとおりでした。最後には、セイラの愛がまさり、ほんのすこしいい子にしていれば、やさしくしてもらえるということが、ラルフにもわかります。そして、ラルフのあくたれぶりも変わります。でも、やさしくおもいやりのあるねこに大変身したラルフでも、たまにはあくたれたい、という誘惑にまけてしまうこともありますけど、ね。4才くらい向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
319
ジャック・ガントス作、ニコール・ルーベルの絵。ジャック自身のあとがきによれば、二人は大学時代に知り合って、それ以来の共同制作のよう。原題は"ROTTEN RALPH"なので直訳なら「腐ったラルフ」か。いしいももこ訳の「あくたれ」はなかなか上手い。お話は「因果応報」の物語だが、茶目っ気も大いにあって、教訓めいた作りには陥っていない。絵はペンの強い線画に赤を強調する(ラルフも真っ赤なネコ)彩色が施されている。アメリカンなムードにあふれるヘタウマ画。ラルフとセイラ一家の人たちの感情表現は目がポイント。2024/01/29
やすらぎ
141
あくれたって何だろう、悪いことかな、呆れたことかな。調べてみると、悪ふざけをするという意味で、ラルフというネコが暴れまわる絵本で衝撃を受けてしまった。ニコール・ルーベルの独特の画が感情をあらわにするようで、ジャック・ガントスの物語がやるせない気持ちにさせ、ラルフの悪行は許せないほど酷く、なぜこんな絵本ができてしまったのかとふと思う。絵本を作るときに、作者が飼っていたネコを題材に描いたという。それにしても凄い。いつも一緒のセイラの我慢強さに驚愕。狭い世界から飛び出せば、その深い愛を少しは感じてくれるだろう。2026/01/24
k sato
53
セイラは猫のラルフを可愛がっていますが、一つだけ困ったことがあります。それは、ラルフが悪たれってこと。つまり、酷いいたずらっ子なのです。ある日、家族とサーカスを観に行ったラルフは、綱渡りしている人をつき飛ばしたり、馬に飛び乗って象を脅かしたりしました。怒った家族は、ラルフをおいて帰ってしまうのです。サーカス団の一員として働かされたラルフは・・・(;´Д`)メッセージ性はありませんが、猫のいたずらを思いっきり楽しめる絵本です。こんなハチャメチャな猫でも、セイラ家族はラルフを愛しています。次の作品も期待大。2023/07/17
かおりんご
47
読み聞かせ(264)あくたれラルフの第一弾をやっと読みました。いい子になったと思ったら、最後はやっぱりおんなじで、「あーあ。」と言いながらも楽しく聞いていました。このあくたれっぷりには、子供たちも唖然としてしまうようです。2015/01/14
annzuhime
42
院内の本棚から。セイラの可愛いラルフ。でもラルフは驚くほどのあくたれ。こんなにあくたれなら、愛想尽かされても仕方ないよね。置いて行かれたラルフの状況は同情するほどひどいけど。また一緒に暮らせるようになって一安心だけど、ラルフだもんね。イラストが独特でインパクトが大きいシリーズ。2024/05/21
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