ウルフ・タワー
ライズ 星の継ぎ人たち―ウルフ・タワー〈第2話〉

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784916199706
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ハルタ族のリーダー・アルグルに助けられ、“シティ”を抜け出したクライディは、「ウルフ・タワー」の追っ手にさらわれ、不思議な宮殿“ライズ”で囚われの身となる。“ライズ”のプリンス・ヴェナリオンは、クライディに冷淡な態度で接してきたが、驚いたことにアルグルにうり二つだった。絶えず動く部屋や階段、機械じかけの人間、不思議な姿形をした森の動物に翻弄されつつ、なんとか“ライズ”からの脱出を図ろうとするクライディだったが、アルグルがくれた魔法の指輪でさえ、ここでは役に立たない…。英国幻想文学大賞作家、タニス・リーによるヤングアダルト・ファンタジー。

著者等紹介

リー,タニス[リー,タニス][Lee,Tanith]
1947年にイギリスのロンドンで生まれる。CatfordのPrendergast Grammer Schoolで中等教育を受け、9歳の時から創作を始める。卒業後は図書館の助手や店員、文書整理係、ウェイトレスなど様々な仕事に就き、25歳の一年間は美術大学で学んでいる。1970年から1971年にかけて、子供向けの本を3冊出版。1975年にDAW Books USAが『The Birthgrave』を出版。その後立て続けに26冊が出版され専業作家となった。長きにわたり世界中で愛読され続ける彼女の作品は、長編、短編、シリーズものなど、15カ国以上で翻訳されている

中村浩美[ナカムラヒロミ]
翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Maki.

3
中学生の頃に読んだきりだっだけど再読。あの頃想像したライズは、私の今まで本を読んで想像したきた風景や建物で指折りの美しさだったのですが、今回読んだ時にその美しさが文だけでは想像できなかった。ショック!前読んだ時の記憶にかなり頼らなくてはならなかった。2014/07/11

katka

1
シリーズ二冊めに突入してもクライディのノートは元々かなり分厚かったようでまだまだ書ける。あまりにハッピーだった前回の顛末にはいささか反省したかのように、幸福な日々は無理やり終了して再開された旅の行く先では相変わらずとりとめなくファンシーな出来事が続きます。十六歳のろくに教育も受けてないと称するにしては異常に精緻な観察眼で克明な描写をするセンチメンタルな日記(diary)――と言われると本人は気に入らないが日誌(journal)なら納得らしい。というか「紀行」だろう。2023/11/23

詩歌

1
ヴラッバーという、体長12フィートのトラ化したウサギが登場。思わずイラスト描いた。2014/04/10

ひきけ

0
・・・1作目で終わったままでも良かったんじゃあないかと思ってみたり(ぇ)めでたしめでたし…で終わったかと思いきやトンでも展開がッ!次から次と巻き起こる出来事は一体なにゆえー?!アルグルー?!2011/12/10

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