内容説明
アジアの西域、火炎山に近い砂漠の真ん中で遺跡の発掘調査をする呉秀英。日本人の血をひく彼は、超能力者であった。一か月がかりで掘りあげた穴の中で、調査隊は、ついに遺跡を発見する。それはいまだかつて知られていないほどの、古い時代のものであった。同時にあたりでは、小さな村が一夜のうちに消えさる怪奇現象が頻発し始めていた。ついに全地球的規模で展開しはじめた妖怪大戦争が、様々な人々をまき込んでいく―。壮大なスケールでおくる伝奇SF第五弾。
著者等紹介
栗本薫[クリモトカオル]
東京生まれ。早稲田大学文学部卒。77年、『文学の輪郭』(中島梓名義)で群像新人賞評論部門を受賞。78年、『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞を受賞。80年、『絃の聖域』で吉川英治文学新人賞を受賞
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感想・レビュー
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Kentarou Takeuchi
1
突然新キャラメインで話が始まり、困惑したのもつかの間、怪異の釣瓶打ち。一気に読めた。でもな、いい加減その変わっちまった世界の全容と、前に出てきたキャラクターたちを見せてくれよ。続けて読んでいで忘れちゃうわ。2019/01/11
記憶喪失した男
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内容は覚えてないです。
くーぱー
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新キャラ呉秀英登場。本家水滸伝並みに、巻を重ねる毎に登場人物が増えていくなぁ。2012/09/08
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
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本編のスピンオフというか主役を差し置いて、今後活躍するかもしれないエスパー呉秀英のお話。でも、幸せな恋愛の後には不吉な予感がしますよ。2009/12/05
ひろ
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うほっ!2007/09/07