内容説明
本書は、道祖神やお地蔵さんをはじめとする民間信仰の神々を中心に、日本人がふだんの生活の中で“身近にいる”と感じてきた神さまについて書いたもの。用語解説、神名索引付き。
目次
第1章 富と繁栄の神
第2章 悪霊・災厄を防ぐ神
第3章 庶民救済の神 お地蔵さん
第4章 旅と交通の神
第5章 縁結び・子宝の神
第6章 家と家族の神
第7章 豊穣と豊漁の神
第8章 神使・動物の神
第9章 人神
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
京橋ハナコ
4
中には怖い話系に載っているような方もいましたが、神様の出自知らないことの方が多いなあ。2016/08/04
竜王五代の人
2
タイトル以上に、お地蔵さま、招き猫、道祖神という表紙の方が内容を物語っていると思う、民間習俗の本。代表的な神社や功徳も挙げられ、実用性もある。一番興味深かったのが、石そのものに対する考え方で、霊能ある石は小石を生んだり成長したりするというもの。「君が代」の「さざれ石のいわおとなりて」というのもこういうことか。2023/09/08
舫
1
戸部氏の建御名方神(たけみなかたのかみ)についての記述を読んだことがあり、その確認のために読んでいました。建御名方神(諏訪明神)は、戸部氏の指摘する通り、元々、諏訪地方の神だったような気がします。いや、実際のところは分かりませんけれども。2024/09/19
アテルイ
1
身近だが以外と由来が判らない神様ばかりですね。2012/07/06
sattin
0
日本の神って本当にいろいろいるし、働きもそれぞれなんだなあ。面白かったです2009/07/25