内容説明
旧約・新約聖書の中から物語にそって４００余人を収録した人物ガイド。項目として、人物の出典となる聖書の書物、人名和文、人名英文、人名の意味と言語、人物のコピー、ひとつのエピソードの区切りなどを掲載。項目索引、人名索引付き。
目次
第１章 創世神話と族長の時代―最初の人類アダムから、民族の名祖ヤコブと１２人の息子たち
第２章 出エジプトとカナン侵攻の時代―モーセのエジプト脱出と、後継者ヨシュアによるカナン侵攻の開始
第３章 士師の登場から王国への時代―イスラエル１２部族を救う英雄たちの物語と王の登場
第４章 ダビデ・ソロモン王国の時代―イスラエル統一王国、その繁栄と内紛
第５章 南北王国の時代―イスラエル統一王国の分裂（イスラエル王国、ユダ王国）と滅亡
第６章 捕因の時代―アッシリア帝国と新バビロニア帝国下のイスラエル人
第７章 イスラエル再生の時代―民族再生の夢、架空物語「ユディト」とマカバイたちの反乱
第８章 新約聖書の時代―イエスの奇跡と裏切り者ユダ、十ニ使徒の活躍。そして伝道者パウロによるキリスト教の新時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びっぐすとん
18
図書館本。また面白そうなシリーズを見つけてしまった。昨日の『コスチューム』と同じ｢truth in fantasy｣シリーズの1冊。キリスト教学が必修だった学校に行ったとはいえ私自身は信仰していないが、こんなふわふわな宗教観の日本でも聖書の人物は絵画や小説などで何となく知ってるもんだなと思った。勿論大概の人物は誰？って感じだけど。敵対する人物の名前がペルシア語、アッカド語、ギリシャ語、ラテン語と時代によって違うのをみても、周囲は敵だらけだったんだなと、イスラエルという国が昔から難しかったのが良くわかる。2021/03/29
竜王五代の人
3
旧約・新約両聖書の登場人物を、分け隔てなく一律半ページで解説した本。名前の現代での綴り・意味付き。ここまでぶつ切れだと、物語の味わいもなにもなく、もう少し大きいかたまりの解説本を読んでからのほうが良かったかもしれない。聖書の歴史物語はかなりグダグダで、史記のような劇的さに欠ける気がする。司馬遷のようなストーリーテラーがユダヤ人にはいなかったのか？ 2024/03/15
組鐘ヒムネ
0
よく読んでずっと保管していたものだが、処分することにしたので記録。お世話になった……。2016/06/02
N_A
0
20点2005/12/15
