出版社内容情報
神の愛のアルピニストと呼ばれる聖人、十字架の聖ヨハネの名著「カルメル山登攀」、「暗夜」、「霊の賛歌」から抜粋した名言と小伝気。・・・・・この本は、聖人の著作に近づくことにも、また、思い返すことにも役立つでしょう。確実なことは、十字架の聖ヨハネの思索とことばが、キリストの足跡に従って歩む道を指し示す指針であることです。道の宝典---確かに、真の道、道そのものであるキリストを模倣する道の宝典です。また、避けることのできない道が十字架であることも、確かです。しかし、”最も純粋に苦しむことより、最も純粋な理解が生じる”ものです。 194頁 (049)