鎮魂の賦(うた)―戦争体験は語りつがねばならない

鎮魂の賦(うた)―戦争体験は語りつがねばならない

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784876202263
  • NDC分類 916
  • Cコード C0015

内容説明

第2次大戦中の朝鮮半島、沖縄、またビルマで、果たして何が起こり、何があったのか?同胞たちの死を、その眼で見、その耳で聞いた7人の戦争体験者が語る、慟哭の回想青春悲話。―万感の思いを胸に、著者がはなつ「鎮魂」の書。

目次

第1章 戦争の遺産(舞鶴で見た引揚船「興安丸」の幻;戦死者2200万人の声なき声;浮遊する英霊はどこへ行くか;戦争体験者の青春の記録)
第2章 死の逃避行(証言 浦辻和子―母子3人、悪夢の朝鮮半島脱出)
第3章 修羅を生きる沖縄(証言 池間美代子―回想のひめゆり部隊;証言 飯田直次郎―生涯をかけて戦没者慰霊に;証言 比嘉良儀―決死の鉄血勤皇隊三中学徒隊;証言 浜元朝孝―沖縄は最後の戦場だった;証言 高山善吉―国敗れて山河あり)
第4章 玉砕の淵より(証言 上原重和―いまなお戦争を描き続ける)