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本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takashi Satoh
6
Twitterで話題の本書を、まずは読み物として1周目読了。見た目は厚くはないが、内容は薄くない。英文は易しくはないが、受験英語ばかりのマニアックさはない。大学受験参考書の分類だが、もはや英語を操る上での教養が詰まっていると言っても過言ではない。こんなにも、もっと読みたいと欲したことはなく、心地良く英文解釈を終えることができた。文法用語がかなり出てくるので、予め文法の勉強はしておいた方が良さそう。『連鎖関係詞節』って初めて聞いたが、個人的な見解を表す時に使用するという倉林先生の説明の巧さが随所に見られる。2021/10/24
belier
5
収録されているのが、興味を持って読める英文なのがいい。歯ごたえを求める人にはもの足りないかもしれないが。入試で出されたという英文にも出典が巻末に載っているので、原文にあたれる。「イギリス人のカレー愛」の記事は、面白そうだったのでネットで探して全体を読めた。英文法の説明については、こういうことを説明してほしかったんだというのがあってうれしい。高校生向けだが、文法用語を思い出せば大人も楽しんで学べる本だ。2021/12/28
yanagihara hiroki
2
構文や文法的な分類を徹底的に積み上げては精読していくことが英語力向上のための最短ルート!という方向性で書かれた良書。英文解釈書にしては英文法の説明が徹底して隅々まで書かれていて、あやふやに読んでしまい、「意味がわかるからいいや。」とスルーしがちな受験生にとっては自らの踏まえられていない考慮を一つ一つチェックできる点でも良いと思う。懇切丁寧な英文法の説明をこの一冊ですべて身に着けるのは難しいので、総合英語系の英文法書を参照しながら使いたい。2021/11/16
UI
1
一応Z会の大学受験の参考書ですが、英文の出典元は過去問だけではなくマザーグースなどの文学、AP通信等、読み物として単純に面白い。取り扱われてる文法は大学受験のスタンダードなレベルです。 著者が受検業界の人ではなく杏林大学外国語学部教授なので英文学の講義感もあって普通に面白い2024/05/21
ihatov1001
1
ベストセラー「ヘミングウェイで学ぶ英文法」の著者による英文解釈教本です。最近出版された英文解釈系のテキストの中では比較的易しく、気持ちよく取り組めました。また各項の文法や構文の解説は非常に丁寧でわかりやすく、英文を正しく読み味わうために一文も疎かにしない情熱も感じました。非常に勉強になりました。2021/12/22
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