出版社内容情報
伝説のタウン誌『谷根千』の編集人として活躍し、数多くの文芸作品を上梓してきた著者による珠玉の旅随筆集。全て単行本未収録。伝説のタウン誌『谷根千』の編集人として活躍し、その後、評伝などを中心に数多くの文芸作品を上梓してきた著者。これまでの長い作家活動の中で埋もれていた旅に関する文章を初書籍化。町歩き、聞き書きの名手ならではの、いつまでも色あせない珠玉の旅エッセイ集。旅を、ゆっくり深く、自分らしく楽しむための流儀が満載。巻末には、長野と京都の古寺をめぐる紀行文も掲載。居ながらにして旅情を感じられる一冊。全て単行本未収録。
[主な内容]
●第一章 一人旅の流儀
地図も観光名所もいらない。自分の感性にしたがって町を歩き、人と会い、食と戯れる……旅の達人がたどりついた一人旅の流儀について書き綴る。
●第二章 空の旅に踊る
気がつけば、いつも旅の空。日本全国、北海道から九州まで、さまざまな場所で出会った小さな感動や驚きをまとめた、思わず旅に出たくなる紀行文集。
●[巻末付録]長野と京都の古寺をめぐる紀行文2本を収録
古都にある古寺をたずねながら、深い日本の歴史と人々とのふれあいを記した紀行文。
森 まゆみ[モリマユミ]
著・文・その他
内容説明
ガイドブックはいらない。自分の感性にしたがって町を歩き、人と会い、食と戯れる…旅の達人がたどりついた一人旅の流儀。気がつけば、いつも旅の空。日本全国、北海道から九州まで、さまざまな場所で出会った小さな感動や驚きをまとめた紀行文集。―すべて単行本未収録。町歩き、聞き書きの名手が贈るいつまでも色あせない珠玉の旅エッセイ集。
目次
1 一人旅の流儀(穴水―見残しの町;夏の夜の音;キリストの涙;ホテル・オークラの思い出 ほか)
2 旅の空に踊る(軍手にクワ、竹の子掘りだ―愛知県・足助;ニッコウキスゲ咲く七月の霧ヶ峰―長野県・霧ヶ峰;牡蛎を豪快に焼く―北海道・厚岸;朝霧たなびく由布院で映画ざんまい―大分県・由布院 ほか)
巻末付録 森まゆみの古寺めぐり(庶民の寺・善光寺でお数珠頂戴;京の古寺で精進料理を食べ尽くす)
著者等紹介
森まゆみ[モリマユミ]
1954年東京生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部卒業。1984年に友人らと東京で地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人を務めた。歴史的建造物の保存活動にも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。著書は『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険』(紫式部文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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