出版社内容情報
第9回ボイルドエッグズ新人賞受賞『お稲荷さんが通る』から2年、書 き下ろしで放つ100年後の京都・極彩絵巻!
第9回ボイルドエッグズ新人賞受賞『お稲荷さんが通る』から2年、
書き下ろしで放つ100年後の京都・極彩絵巻!
あたし桐之宮稲荷は、中国統治下の京都・稲荷山の高層スラムに住むうら若き娼婦だ。
年明け早々、あたしについた客はケンジと名乗る超美形の金持ちだったが、
どこかうさんくさい。
一方で、神々とのトラブルからあたしを救いだしてくれたのは、
欧州連合からお忍びでやってきた本物の王女。
謎の日本族ケンジと白人の王女が交錯するとき、
神々が目覚めた京都に天地を揺るがす大事件が起こる。
【編集者からのコメント】
デビュー作『お稲荷さんが通る』から2年。
18歳の娼婦・桐之宮稲荷が戻ってきました!
舞台は100年後の京都。日本は中国の統治下にあり、
日本族は最下層の民族になり果てているという、
破天荒でありながらも絶妙なリアリティを持った
『お稲荷さんが通る』の第2弾です。
今回の読みどころの一つは、金髪・碧眼・巨乳のヨーロッパの王女と、
金持ち美少年(ドS)がキーパーソンとなって繰り広げられる、
大事件の勃発と収束にあります。100年に一度の大流星群の夜、
神々が目覚め、人々の思惑が交錯する京都で、
稲荷たちが立ち向かわなければならない事態とは!?
そして、前作同様、主人公・稲荷の奮闘にも注目です。
思い通りにならない生活、彼氏(?)や大事な人たちとの関係の中で、
懸命に目の前の出来事と向き合い、人生を選び取って行く稲荷の姿は、
健気でたくましくて、たまらなくキュート。
一見すると奇抜に思える物語&キャラクター設定のエンターテインメント小説ですが、
実は今の時代に生きる私たちにとって、この上ない応援歌になり得る一作。オススメです!
【著者紹介】
1978年愛知県生まれ。高校中退。
その後、職を転々とし、30歳を目前にして小説を書きはじめる。
『お稲荷さんが通る』で第9回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビュー。
『お稲荷さんパワード』は長編第2作となる。
内容説明
「お客さんって、ほんとに日本族?」「そうですよ。名前はケンジだし」あたし桐之宮稲荷は、中国統治下の京都・稲荷山の高層スラムに住むうら若き娼婦だ。年明け早々、あたしについた客はケンジと名乗る超美形の金持ちだったが、どこかうさんくさい。一方で、神々とのトラブルからあたしを救いだしてくれたのは、欧州連合からお忍びでやってきた本物の王女。謎の日本族ケンジと白人の王女が交錯するとき、神々が目覚めた京都に天地を揺るがす大事件が起こる。第9回ボイルドエッグズ新人賞受賞『お稲荷さんが通る』から2年、書き下ろしで放つ100年後の京都・極彩絵巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本夜見
☆kubo
hideboo
nyanco
むつぞー
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