お稲荷さんパワード

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  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863110670
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第9回ボイルドエッグズ新人賞受賞『お稲荷さんが通る』から2年、書 き下ろしで放つ100年後の京都・極彩絵巻!

第9回ボイルドエッグズ新人賞受賞『お稲荷さんが通る』から2年、
書き下ろしで放つ100年後の京都・極彩絵巻!
あたし桐之宮稲荷は、中国統治下の京都・稲荷山の高層スラムに住むうら若き娼婦だ。
年明け早々、あたしについた客はケンジと名乗る超美形の金持ちだったが、
どこかうさんくさい。
一方で、神々とのトラブルからあたしを救いだしてくれたのは、
欧州連合からお忍びでやってきた本物の王女。
謎の日本族ケンジと白人の王女が交錯するとき、
神々が目覚めた京都に天地を揺るがす大事件が起こる。

【編集者からのコメント】
デビュー作『お稲荷さんが通る』から2年。
18歳の娼婦・桐之宮稲荷が戻ってきました! 
舞台は100年後の京都。日本は中国の統治下にあり、
日本族は最下層の民族になり果てているという、
破天荒でありながらも絶妙なリアリティを持った
『お稲荷さんが通る』の第2弾です。
今回の読みどころの一つは、金髪・碧眼・巨乳のヨーロッパの王女と、
金持ち美少年(ドS)がキーパーソンとなって繰り広げられる、
大事件の勃発と収束にあります。100年に一度の大流星群の夜、
神々が目覚め、人々の思惑が交錯する京都で、
稲荷たちが立ち向かわなければならない事態とは!?
そして、前作同様、主人公・稲荷の奮闘にも注目です。
思い通りにならない生活、彼氏(?)や大事な人たちとの関係の中で、
懸命に目の前の出来事と向き合い、人生を選び取って行く稲荷の姿は、
健気でたくましくて、たまらなくキュート。
一見すると奇抜に思える物語&キャラクター設定のエンターテインメント小説ですが、
実は今の時代に生きる私たちにとって、この上ない応援歌になり得る一作。オススメです!

【著者紹介】
1978年愛知県生まれ。高校中退。
その後、職を転々とし、30歳を目前にして小説を書きはじめる。
『お稲荷さんが通る』で第9回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビュー。
『お稲荷さんパワード』は長編第2作となる。

内容説明

「お客さんって、ほんとに日本族?」「そうですよ。名前はケンジだし」あたし桐之宮稲荷は、中国統治下の京都・稲荷山の高層スラムに住むうら若き娼婦だ。年明け早々、あたしについた客はケンジと名乗る超美形の金持ちだったが、どこかうさんくさい。一方で、神々とのトラブルからあたしを救いだしてくれたのは、欧州連合からお忍びでやってきた本物の王女。謎の日本族ケンジと白人の王女が交錯するとき、神々が目覚めた京都に天地を揺るがす大事件が起こる。第9回ボイルドエッグズ新人賞受賞『お稲荷さんが通る』から2年、書き下ろしで放つ100年後の京都・極彩絵巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本夜見

9
前作を読んでたので とりあえず図書館借り。………前作のが勢いがあったよ〜な気がするのは気のせいだろうか?? せっかく憑いてんのにウガが弱すぎ!主人公より他のキャラのが魅力的に思えて 稲荷に肩入れできず 申し訳ないが斜め読みにて読了( ̄∀ ̄;)2014/08/12

☆kubo

8
ウゴ、主人公に憑いてるのに弱すぎ(笑)だから稲荷もあんまり活躍してなかった印象。義伊がラスボスかと思ってたら、そうじゃなくてちょっと拍子抜け。だからカタルシスには欠ける。途中メチャ憎たらしかったからさ。2012/11/20

hideboo

8
前作から2年経った割には、その時受けたインパクトが強かったのか、結構登場人物を記憶していました。しかし、それぞれのキャラには魅力があったと思いますが、肝心のストーリーに今ひとつ入り込めなかったようです。まだ続編がありそうな雰囲気なので、次回作に期待します。2012/04/14

nyanco

7
今回もキャラと設定が面白い。ウガの活躍が少なめで稲荷もボコボコになっちゃうくらい弱いんだけど、その稲荷を守ってくれた欧州連合からお忍びで訪れていたお姫様・シルヴィアがカッコ良かった。シルヴィアや筱があれほど惚れ込む子俊って、やっぱり有望株なのか?w稲荷の活躍がなかった分、マリリンや華の活躍が見事。そして、今回のイチバンはジャジ子!謎の存在だったジャジ子がまさか!!この展開でまた次があるのかな?やや毒のあるあとがきがちょっと気になったけどね・・・続→2012/04/19

むつぞー

6
世界観とかノリが面白かった『お稲荷さんが通る』の続編です。 やはり前作同様、このまま青年誌で漫画化しても…という物語ですが、前作よりいろいろとパワーアップした感じに思います。 神さまたちのバトル系も増えているからそう感じるのかしらん? そしてもともと力強さが魅力であった登場人物たちも、また新たな面を見せてくれたこともあるのかもしれません。 個人的にはこの世界における宗教や特に廃仏毀釈といったこと、それからこの世界の歴史や未来とかも今後もっと読んでみたと思いますね。2012/03/10

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