内容説明
中東イスラエル。空港から一歩ふみ出すと、そこには南国の楽園のような甘くて懐かしい匂いが漂っていた。気候、風土、食べ物、人々…これまで伝えられてこなかったイスラエルの「暮らし」が詰まったフォト・エッセイ。
目次
1 春:レイニーシーズンが明けて―2‐4月(世界でいちばん低い土地、死海―ヤム・ハメラハ;ペサハとExodus;破壊の日―ヨム・ハショアー)
2 夏:イスラエル・ブルーな日々―5‐10月(民族と文化―壁;旧市街―ハイル・ハアティカ;正統派ユダヤの街―メア・シェアリム)
3 秋:夏から冬へのインターミッション―10‐11月(ユダヤの新年―ロシュ・ハシャナ;チキンスープとハティマ・トヴァ―ヨム・キプール;秋の音―スコット;地中海とテル・アヴィブ)
4 冬:レイニーシーズンの到来―12‐3月(ユダヤのクリスマス―ハヌカ;常夏パラダイス―エイラット)
付録
著者等紹介
大桑千花[オオクワチカ]
ライター、フォトグラファー。写真展開催や映画祭フャトコンペへの参加の他、ホロコースト生還者のポートレート記録集の制作など、現在は主にイスラエルと欧州を拠点にして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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野のこ
19
著者のワクワクが伝わってくる日記のような文章が楽しかったです。前日にこしらえたのかな?死海と砂漠を見渡しながらのおにぎりランチって面白い!ミスマッチだけど美味しそうでした。死海の柔らかい水色からうすいピンクのグラデーションの景色にうっとり。様々なお祭りが載ってましたが、北斗七星が手に届きそうなほど宇宙がぐんと近くなるハヌカ(光の祭り)は綺麗でした。そのパーティではなぜかお見合いサイトの話題で盛り上がる女子たち、もう少し詳しく知りたかった!なんて^^; 大桑さんはフォトグラファーでもあって写真も素敵でした。2017/04/14
co1024
0
写真が今でいうインスタ映えするものばかりで、やはりエルサレムは魅力多き不思議な街だと再認識した。2017/08/11
みりょん
0
ガイドブックでは伺い知れないイスラエルの姿を読むことができます。世俗派ではない伝統を守る人たちの姿は日本人には本当に未知の世界。イデオロギーだけで集まっている移民国家、こんなところ、世界中探してもないですよね。行ってみたい。2016/07/30
kei
0
☆☆☆☆☆2012/05/06