フーコー“性の歴史”入門講義

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フーコー“性の歴史”入門講義

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861828379
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

出版社内容情報

丸ごと全4巻、完全通読にて徹底攻略!
フーコー考古学+系譜学の到達点、ジェンダー/セクシュアリティ論で必ず参照されるポストモダンの”古典”を、丹念に授業。

フーコーは、そのテクストがどういう歴史的な背景で書かれたのか、同じ文化圏に属する同時代やそれ以前の同じテーマについて書かれたテクスト、あるいは当該テクストの中で資料として参照されているテクスト、少し違うテーマについて書いた本人のテクスト等と細かく照合していくことで、常識的な読みとは異なった様相を呈する大きな文脈を浮かび上がらせる。(…)業界の常識に囚われず、かつ、丹念に根気よくテクストを読む。それが私にとっての思想史研究の理想である。その最も卓越したモデルが「フーコー」である。(本文より)

内容説明

丸ごと全4巻、完全通読にて徹底攻略!フーコー考古学+系譜学の到達点、ジェンダー/セクシュアリティ論で必ず参照されるポストモダンの“古典”を、丹念に授業。

目次

第1回 「性」をめぐる「権力」と「知」の不可分の関係1―『性の歴史1 知への意志』前半を読む
第2回 「性」をめぐる「権力」と「知」の不可分の関係2―『性の歴史1 知への意志』後半を読む
第3回 ライフスタイルにおける「自己」の確立1―『性の歴史2 快楽の活用』前半
第4回 ライフスタイルにおける「自己」の確立2―『性の歴史2 快楽の活用』後半
第5回 「自己」にとっての美しいライフスタイル1―『性の歴史3 自己への配慮』前半
第6回 「自己」にとっての美しいライフスタイル2―『性の歴史3 自己への配慮』後半
第7回 フーコーの集大成―第四巻『肉の告白』を読む

著者等紹介

仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。近年は、『Pure Nation』(あごうさとし構成・演出)でドラマトゥルクを担当し自ら役者を演じるなど、現代思想の芸術への応用の試みにも関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鏡裕之

5
『性の歴史』は全4巻読破しているが、346頁、第七回に入るまでがほんとイライラさせられた。それまでは「なんでここでこのタイミングで解説入れるの?」「その解説、邪魔」「その解説、理解に関係あるの? ただ蘊蓄垂れてるだけやん」というものが多くて、何度読むのをやめようと思ったことか。購入したことを後悔した。仲正先生のアンチ・オイディプスの入門講義は、解説の入るタイミングも非常によくて大いに蒙を啓かれたのだが――その信頼から買ったのだが――。先生の著作の中では悪い部類だと思う。ただ、第七回はおもしろかった。2021/01/24

zunzun

3
べらぼうに厚い本で400頁ほどある。思想家フーコーの最後の著作『性の歴史』を解説した本。性的なことに厳しかった(実際は違う。『ヴィクトリア朝の性と結婚 性をめぐる26の神話 』など)とされるヴィクトリア朝の時代、古代ギリシャ、初期キリスト時代のローマにおける「性についての語られ方」、つまり「言説」がどのように変異していったのかをフーコーが分析する。近年、性に関してフェミニストを中心にTwitter上で議論が盛んになっているが、そもそもいつから性の問題というのは始まったのだろうか?という疑問があり、2024/11/21

代理

2
具体的な話が多いので部分的にはわかるんだけど全体として読むとわからなくなってくる。知と性と主体の3つの要素が絡まりながら現在まで続いてきた歴史を紐解いていく。かといって声高に現代のオルタナティブを叫ぶ結論でも無い。2024/11/10

若葉

2
私は初学者なのでとてもわかりやすく参考になると思いつつ読んだ。本文の解説そのものよりも、質疑応答の部分で重要なクエスチョンが提示されていたり、本文のよりよい理解に役立つヒントが示されていたりして、面白く読めた。2021/06/27

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