内容説明
北極の空の下で、シロクマたちは楽しくダンスをしているんだ。むかし、とうさんとかあさんがそうだったように…。ニルス賞受賞作家ウルフ・スタルクがおくるユーモラスで、ちょっとせつない物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
79
お気に入りの方にお薦めいただき読む。凄く良かった。溢れるユーモアと情感。教育的には問題ありな家庭環境ながら、愛情たっぷり育てられた少年ラッセ。浮気した母の再婚先家庭は教育熱心で、落ちこぼれから優等生に。愛以外何も知らず何も持たぬ少年が、自分を底の底に押し込める要因、即ち無神経な大人、画一的な教育、視力というハンデ等乗り越え、挽回困難な能力差の全面サポートまで得て、全ての選択肢を手に入れる。何一つ言い訳できない状態で、母と同じように、自分に向けられた愛を裏切って、無垢を手放して、少年は選んだのだ。傑作。2023/06/21
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