電撃文庫 我が家のお稲荷さま。〈５〉

柴村 仁【著】

アスキー・メディアワークス（2005/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 232p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840231756
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

クリスマス。高上昇は、赤城高校のアイドル的存在・宮部紅葉から、自宅で催すミニコンサートに誘われた。それを目撃した佐倉美咲は、心中とっても複雑に。体育館裏でプチブルーになっていると、背後から超美男子に声をかけられた。テンコ・クーゲンと名乗るカレから、なんと『惚れ薬』なるものを授かって…！？そんな中、謎の都市伝説が鈴ノ瀬を賑わせていた。『灰色の狼人間』が、町の住民を襲っているのだという。そして、とある使者が、三槌家当主である昇の許にやってきた…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[合縁奇縁]

謎の都市伝説が鈴ノ瀬を賑わせていた。『灰色の狼人間』が、町の住民を襲っているのだという。今回、多大な女難の相が出ている昇。モテモテだな。とある使者は前回出てきたあの人だった。ついに動き出した宮部さんの正体がアレでだったのが意外でした。それも桁外れのレアものの黄金色。昇と巡る恋のライバル同士になってしまった宮部と佐倉の今後の展開が楽しみです。頑張れ佐倉！！狼も犬の一種だから、狼人間を治すのは狂犬予防注射だった。

2019/07/12

[はつばあば]

女難を受ける程のいい男・・・近頃見なくなったと思うが。当主たる昇はそれほどいい男に成長したということだろう。クーは穏やかになったし・・ただ喰い物に対しては・・可愛いですね

2015/01/22

[まりも]

灰色の狼人間という都市伝説と謎の少女宮部さんの話。今回もそれなりに面白かったです。物語の展開にもう少し起伏が欲しい所ですが、コウちゃんのドジっ子属性や六瓢の食いしん坊属性、高上兄弟を見守るクーといった各キャラの魅力をきっちり伝えてくれたので十分満足しました。もうこの作品は日常シーンさえあればそれで良い気がしてきました笑 宮部さんが佐倉にライバル宣言した事で、昇を巡る恋模様にも変化がありそうなので今後も楽しみです。とりあえず鼓膜破れても良いからコウちゃんの膝枕で耳掻きされたいぜ…

2015/06/23

[cgatocairb]

B宮部紅葉、おそるべし！あんなにマッチョ？で、『敵地』で『危険』って、自分で言うか〜。佐倉、負けてるぞ！クーは照れ屋で、高上兄弟を本当に気に入ってるよね。コウは少しずつスキルアップを頑張ってるのが、可愛い。

2014/03/12

[METHIE]

今回は謎の組織ではなく、狼人間を追う話。 やっぱり耳掻きで怪我をする話とかクリスマスなのに水着を着て海に行きたがるクーとか日常のどたばたが楽しい。

2013/06/09