内容説明
ローマの教会やリスボンの墓地、パリの大聖堂。南欧の明るい日差しの下、理性的なはずの欧州に、骸骨で部屋を飾りつけた納骨堂や日本では見かけないような奇妙な墓がある。日本人とヨーロッパ人との身体感の相違に着目し、自然と社会における森羅万象に思いを馳せる。意識と感覚の関係を考察し、無言の死体と格闘する「修行」を通じて辿りついた悟りともいえる新境地! 『骸骨考』改題。(解説・髙橋秀実)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハチ
12
真夏の暑さに丁度良い清涼感、静謐感を味合わせてくれる。夏の生命の謳歌隆盛の最中、冷たい養老節と死体の水平チョップが炸裂。読むごとに新たなる視座が得れて、スルメ本。2021/08/27
ハチ
11
文庫化されて、通勤鞄の中に骸骨がいっぱい。死から現代を逆算して眺めてみる。メメントモリも虫もヨーロッパのホテルも色々気になり、また本を読んだり旅をしたくなる。写真がとても綺麗で骸骨に圧倒されそうな寺院もありすごい!2019/07/03
カツ
6
「身体巡礼」の続編。今回は欧州の納骨堂を巡る旅。とはいえ骸骨についての記述は少なく、それ以外のよもやま話が面白い。養老先生の本を読んでいると、普段の生活で感じるちょっとした疑問に興味を持てるかが大事なんだなと気付かされる。最後は小難しくなったので、前作のほうが良かったかな。2024/10/18
Melody_Nelson
6
本書に出ているローマの骸骨教会も含め、幾つか訪問したことがある。で、養老さんは何を思うか?と興味を持ったのだけど、話が色んな所へ飛ぶ。ホテルのこととか…。そんな脇道にそれた話の中では、主体の考察が面白かった。ポルトガルの教会は、以前行きたいと思ってチェックしてたけど行けずじまい。今後、行かれるのかしら。とりあえず、コロナ明けは都内の墓地散策しようかな。メメントモリ。2021/03/01
ハチ
5
もう何回目かわからない。 読むたびに色々考えさせられる。 変化が激しい現代、あるいは毎日。を、冷たく捉えて自分の言葉で理解する覚悟がビシバシ貫かれている。 ひょっとしたら、疲れ果てたフリをしている自分にドロップキックをお見舞いしてくれたかもしれない。2024/04/10
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