内容説明
昆虫学者が植物の前に突っ立っている――。
昆虫学者が目の前にいる昆虫ではなく、なにか別の存在に思いを馳せている――。
昆虫学者が顕微鏡やカメラをうれしそうに覗き込んでいる――。
昆虫の研究者は、昆虫を見てどんなことを考えているのか?
研究対象に没頭するその目には、そこにいる虫だけではない、いろいろなものが映っている。誰もが知っている身近な昆虫をとおして見えてくる、虫たちのおもしろくて奥深い世界を紹介。
気づいたときには、あなたも昆虫学者になっているはず!
昆虫が気になるすべての方に送る、世界が広がる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
17
昆虫関連本は、私の楽しみの一つ。この本によると、アリさんは世界に1万種以上。個体数、10,000,000,000,000,000頭(1京)という推定。重量は、地球に生きる動物の15%とか。なんとまあ、とんでもない数字。ついでにハチさん。世界で15万種。半数以上は寄生バチ。彼らは昆虫やクモに卵を産み付け、幼虫は体の中を食べて育つ。例えば、モンシロチョウになるアオムシから数十匹のウジが現われ、アオムシサムライコマユバチという3ミリほどのハチが飛び出てくることも。恐ろしい世界が、そこらあたりにあるのでした。2021/07/07
俊介
15
蝶々に蟻、てんとう虫など、身近な昆虫たちの生態集。カラー写真豊富。スタンダードな昆虫本ではあるが、本書は観察対象に昆虫だけではなく昆虫学者まで含めます笑。そこはまぁ著者自身が昆虫学者なので、軽い自虐ネタなのだけど。確かに小さな虫相手に真剣になってる姿はどこかコミカルに写るのだけど、例えば素粒子を研究対象にしてるようなものと、科学研究という意味では本来なんら変わりないのにねぇ。2021/09/23
yamakujira
8
「昆虫学者、植物を見る」で昆虫の食性から奇妙な虫こぶへ、「昆虫学者、虫の先に虫を見る」では寄生蜂や体内養生菌を、「昆虫学者、ミクロの目で見る」は昆虫の毛や脚や眼の驚異的な構造を、「昆虫学者、人を見て虫を見る」は昆虫の有効活用や生物模倣について教えてくれる。昆虫学者の奇矯な生態をまじえた軽妙な文章は楽しく、豊富なカラー写真とイラストが文章の理解を助けるし、なにより昆虫の生態だけでなく徐々に昆虫との共生を納得できるような構成もいいね。「目のツケドコロ」シリーズは入門書としておすすめだな。 (★★★☆☆)2021/11/28
ぽけっとももんが
8
そういえばわたし、昆虫苦手なんでした。豊富なカラー写真が、やっぱり無理で飛ばした頁もあり。大半は興味深く、写真にはピントを当てずに読んだけれども。ダニは昆虫ではなく、蜘蛛や蠍の仲間だそうですよ。だからといって好感度は1ミリも上がりませんが、でも知らなかったことを知るのは嬉しいし、昆虫学者の昆虫愛は十分伝わりました。しかし「法医昆虫学捜査官」シリーズは文字だけだから耐えられるのだとよくわかった。2021/08/09
南チョ
5
昆虫学者が、昆虫の興味深い生態を解説している。カラー写真が豊富で、説明内容も専門的になりすぎないため、読みやすかった。2024/01/14
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