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内容説明
“世界の相を持つ者に告ぐ。仲間の命が気にかかるならば出頭せよ―アドリエ国王イルアデル”捕らえたラクシを人質に、ティーエを虜にしようとするイルアデル。ティーエもまた、自らの意志でラクシを救出すべく、行動を開始した。実の叔母であるトバ神殿の巫女王、システィリナにティーエは協力を求める。愛しい甥、そして世界の相を有するものとの出会いに、巫女王は歓喜する。だが同時に巫女王は、アドリエに波乱の予兆があること、その中心となるのがティーエであることを予見していた。様々な人々の思いを飲み込みながら、運命の糸車は廻り続ける。華麗なる幻想絵巻、待望の第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
24
旅する3人がバラバラに引き離され、アドリエ王国の不穏な空気は更に色濃くなっていく。動き始めた渦の中心には、計り知れないチカラを秘めたままのティーエ。・・・そんな状態でも、ノンキに本を読んで目をキラキラさせてるティーエがすごく可愛いです♪そのままグラウルも魅了してしまえw・・・この巻最大の残念君は、恋敵にあっさり塩をおくるバリカイだ!ずっと愛する女の側にいたくせにアンタは何をやってたんだ?と、思います。ボイスとマンレイドの恋愛描写が心の底からつまらないんで、彼に頑張って貰ってなんとかして欲しいんだけどなー。2010/08/22
文庫フリーク@灯れ松明の火
23
第五部のいのまたさん描くラクシも魅力的だったが、この巻カラーで描かれたラクシと言ったら。まだ少女を残したつぼみの美。サブタイトル『双影の宮殿』の示す通りティーエはイルアデル王の宮殿に。ラクシは巫女王のもとへ。ボイスはアドリエ市の外・隠れ家に。三人が離ればなれのストーリーは、何となく物足りない。次の巻で大きく動くのか。マレシアーナは毒を持った美しく咲く花。まだ心の闇の深さが解らない。2010/07/24
朱音
14
ストーリーもキャラも直球ど真ん中なはずなんだけど。もっと若い頃(笑)読んでいたらドはまりであったなぁと思いつつも読み続けさせられております。はい。ラクシの姫っぷりと少年っぽさのバランスが特にいい感じ。2010/07/24
p.p.
12
登場人物が複雑に絡まりあい、いよいよおもしろくなってきた。マレシアーナの憎しみ、わかっていながらなぜ、なお愛しているのだろう。ラクシと会話するイルアデルに、やっと人間らしさが見え、何やら急にイルアデルがかわいくなってきた。そして女装のラクシは本当に別人みたい。今まで描かれなかった分、本性を露わにしたマレシアーナがとても恐ろしい。そしてついにまみえた魂の双子。その出会いが何を生み出すのだろう。イルアデル、グラウル、ラグルド……。ティーエとの出会いが、多くの人をどう変えるのか。2010/11/26
読み人知らず
8
ラクシが美形すぎる2012/04/25
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