近代ドイツ=資格社会の展開

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近代ドイツ=資格社会の展開

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  • サイズ A5判/ページ数 364p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815804572
  • NDC分類 361.84
  • Cコード C3022

出版社内容情報


エリートの専門職業に比して解明が遅れていた非エリート層の職業に焦点を当て、職業資格に
もとづいて展開した近代的社会編成の構造と、そこに見られた人々の葛藤を照射、見落とされ
てきた近代ドイツ社会の「影」の部分をも描き出し、資格社会の新たな全体像を示す。

目次:
序 章 近代ドイツ=資格社会の「下方展開」と問題状況

第Ⅰ部 近代ドイツ=資格社会の「下方展開」
 第1章  大企業における資格制度とその機能
 第2章  郵政職と資格社会
 第3章  退役下士官の文官任用制度とその機能
 第4章  治療士の養成・資格制度
       ――ハイルプラクティカー資格への道
 第5章  社会的教育の職業化と専門職化の志向
       ――世紀転換期からワイマール期

第Ⅱ部 近代ドイツ=資格社会の周辺と「影」
 第6章  社会福祉専門職における資格制度とその機能
       ――「資格化」とボランタリズムの間で
 第7章  商業教育制度の形成と女性職員運動
 第8章  ホテル・飲食業における資格化と職業教育
       ――現代からの照射
 第9章  カトリック教徒とディプローム・カォフマン
 第10章 資格社会における新教育運動のジレンマ
       ――試験制度をめぐるドイツ田園教育舎の対応を事例として
 第11章 資格社会におけるある苦闘物語
       ――製パン業者の子から司祭へ


内容説明

エリートの専門職業に比して解明が遅れていた非エリート層の職業に焦点を当て、職業資格にもとづいて展開した近代的社会編成の構造と、そこに見られた人々の葛藤を照射、見落とされてきた近代ドイツ社会の「影」の部分をも描き出し、資格社会の新たな全体像を示す。

目次

近代ドイツ=資格社会の「下方展開」と問題状況
第1部 近代ドイツ=資格社会の「下方展開」(大企業における資格制度とその機能;郵政職と資格社会;退役下士官の文官任用制度とその機能;治療師の養成・資格制度―ハイルプラクティカー資格への道;社会的教育の職業化と専門職化への志向―世紀転換期からワイマール期)
第2部 近代ドイツ=資格社会の周辺と「影」(社会福祉専門職における資格制度とその機能―「資格化」とボランタリズムの間で;商業教育制度の形成と女性職員運動;ホテル・飲食業における資格化と職業教育―現代からの照射;カトリック教徒とディプローム・カォフマン;資格社会における新教育運動のジレンマ―試験制度をめぐるドイツ田園教育舎の対応を事例として ほか)

著者等紹介

望田幸男[モチダユキオ]
1931年生。同志社大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きいち

30
資格社会、というのは、その人の地位や収入が資格の有無で説明されてしまう社会。だから日本は決して「資格社会」じゃない、そう言っていくためにはちゃんと海外と比べておかないと、とこんな学術本に手を出した。工場労働者、商人、ホテルマン、福祉職・・19世紀からワイマール期を中心に、十人の研究者がドイツの現業の世界を一つ一つ辿り、生まれに基づく階級社会が資格の有無に基づく階級社会になっていく姿があらわになる。階層移動の可能性はゼロではないが、かなりな苦難の道。◇戦前の日本の姿はかなり近い。違いは総力戦体制の継続性か。2017/03/05

takao

2
ドイツ・日本では職業資格が主として国家的ないし公的試験によってオーソライズされるが、イギリスでは民間の職業団体が行う。 2023/11/29

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