内容説明
なぜ巨人は補強すればするほど優勝から遠ざかるのか、なぜ阪神はずばぬけたダメ球団と化したのか、なぜ西武は低迷しないのか…など、ドラフト研究の第一人者が、選手の獲得とその活用法に焦点をあてて12球団の問題点を徹底的に検証、野球評論家には絶対書けなかった各球団の“本当の実力”をあぶりだす。
目次
セ・リーグ6球団の大問題
パ・リーグ6球団の大問題
2000年のプロ野球の大問題(高校卒選手は甘い!;高校生の逆指命を恐れる高野連の思惑;広島カープ愛好家が怒った広島ドーム球場構想;プロの五輪参加で弱体化する社会人野球の土台)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
28
本を整理したらシリーズがまとまって出てきましたので読んでいます。20年以上前で結果はわかっているのですが分析はそれなりに面白いです。阪神の暗黒ぶりが印象に残りました。2023/01/17
いぬかいつまき
0
模擬ドラフトでその筋に知られる、小関順二の12球団分析シリーズ第1弾。 さすがに一昔前のものだけあって、当年の戦略分析で登場する選手ももはや懐かしい名前が多いが、ドラフトを中心とした球団史は今でも楽しめる。 中日の項で「3年後も主力で残ってるのは川上野口福留ぐらい」と言っているが、彼らがチームを去った今もなお山本昌は健在ですよw 面白いのはこの時点で既に氏が日本ハムの北海道移転を提案していること。思えば東京時代とは全く違う、すっかりスタイリッシュなチームになりましたね。2012/02/20
あーさー
0
当時、本屋さんでパッと目に入って購入。アマチュア球界に疎かったので、非常に参考になりました。その後も買い続けましたが、ストップウォッチを多用するようになってからは少しずつ離れていきました・・・。