内容説明
蒸気機関車に魅せられ、14歳で缶焚きに。その後、43年間、機関車を愛しつづけた元機関士が綴る機関士たちのドキュメント。著者は現役時代“機関車の虫”といわれるほど機関車好き。D51はじめ、今は幻となった9600形、C58形機関車など、さまざまなSLの運転体験をもっている。その貴重な体験を軸に、40年間、機関車を運転しながら見つづけた世相と国鉄と機関士たちの姿を、数々のエピソードを交えて綴る。
目次
1 缶(かま)磨き(機関士になりたい;14歳で缶焚きに;わが青春の出発、西陵舎)
2 缶焚き(あんみつを食べる缶焚きの卵;オニギリを握らせた機関士;東京駅を通過する鮮魚列車)
3 機関士―田端時代(道玄坂百軒店の機関士科;隅田川駅に降ったチョコレートとタバコ)
4 機関士―品川時代(御召列車よりこわい進駐軍列車;至上命令、400名のアメリカ兵を死地へ運ぶ;蒸気機関車の終焉とディーゼル機関車)
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