目次
第1部 基礎編(ゲーム性とドラマ性―勝負と人間;人間の構造―創作の根底;ストーリーの作り方―環境と主人公;ドラマとは何か?―行動の弁証法)
第2部 実践編(発想の基本技術―発散と集中;トレーニング・ゲーム―頭脳のストレッチ;一〇本企画―自分は何を作りたいのか?;準備と執筆―ドラマ・ファクトリーを使う)
第3部 理論編(「面白さ」の秘密―ゲームドラマの未来;悪とは何か?―生存と反生存のテーマ;台詞について―言葉と行動;自由と選択―インタラクティブ・ムービーへの展望)
第4部 研究編(ドラゴンクエスト7―集大成の大作;ドラクエ8の構成―インタラクティブ・アニメの夜明け ほか)
創作支援プログラム(ドラマ・ファクトリー;創作秘伝ゲーム)
エンターテインメント映像の未来をみつめて―CEDEC2004ワークショップ・プログラム
著者等紹介
川邊一外[カワベカズト]
東京生。一橋大学社会学部卒業と同時に、松竹大船撮影所演出助手室に入る。昭和40年、ジェームス・ボンド主演「007は二度死ぬ」の日本側チーフ助監督。昭和43年、沖縄戦の記録「ああ沖縄」出版。昭和56年、松竹シナリオ研究所専任講師となり、昭和62年同所所長。昭和62年、シナリオ創作理論書『ドラマとは何か?』を上梓。平成4年、『シナリオ創作演習十二講』を上梓。同年、松竹シナリオ研究所を退所。平成5~8年、マルチメディア・コンテンツ振興協会審議委員。平成7年、「日本地方新聞協会ブロンズ賞秀作賞」受賞。平成10年以降、日本大学芸術学部映画学科講師として「シナリオ論」を講ずる。平成11年、ソウルで『ドラマとは何か?』『シナリオ創作演習十二講』韓国訳出版。同年、『ゲームシナリオ作法』を日韓同時出版。韓国KBS社会文化センター、韓国ゲーム振興協会、Kyobo書店文化講座などで講演を行う。平成16年、CEDEC講師。平成18年末現在、月刊「シナリオ」に「ストーリー工学総集編」を連載。日本大学芸術学部映画学科を初め、多数の大学、専門学校、シナリオ塾の講師をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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