内容説明
ルカは、キリスト教＝邪教との中傷に対して、創始者イエスの魅力と信じる者たちの新たな生の物語を、ローマ帝国高官に献呈する。人間性への深い洞察、超自然への鋭い感性、独特の歴史意識―ルカによる福音書の特長を生き生きと伝える英国で最もポピュラーな注解書。
目次
１ 序言―一章一説‐四節
２ 救いの約束―一章五節‐二章五二節
３ 神に仕える準備―三章一説‐四章一三節
４ ガリラヤでの宣教―四章一四節‐九章五〇節
５ エルサレムへの道―九章五一説‐一九章二八節
死と勝利―一九章二九節‐二四章五三節
著者等紹介
ケアード，Ｇ．Ｂ．［ケアード，ＧＢ．］［Ｃａｉｒｄ，Ｇｅｏｒｇｅ Ｂｒａｄｆｏｒｄ］
１９２０‐８４。オックスフォード大学（マンスフィールド・コレッジ）、新約聖書学教授
藤崎修［フジサキオサム］
１９５１年、東京都に生まれる。１９６８年、福岡県立筑紫丘高校二年生の時以来、福岡にある無教会の天神聖書集会に列席。１９７４年３月、西南学院大学英文科卒業。１９７４年から７６年、イギリスのロンドンにあるリッチモンド大学にて研究生として英文学を学ぶ。１９７７年４月、福岡女学院中学高校の英語科の教諭。１９８７年、天神聖書集会の聖書講義の講師陣に加わる。１９９２年、イギリス（４‐１０月）、アメリカ（１１‐１２月）にて在外研修。１９９８年２月２８日、急性心不全により逝去。専攻は英語学、英文学（とくにＣ・Ｓ・ルイス研究）
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