内容説明
イラストやマンガ、錦絵を道案内に、明治時代に生まれたものや事柄をわかりやすくていねいな解説で、面白く伝えるビジュアル事典。収録図版数353点、項目数141、主要人名・事項索引つき。
目次
第1部 社会の出来事(ペリー来航(嘉永六年)
税関(運上所)ができた(安政六)
アメリカ使節団(万延元年)
ヨーロッパ使節団(文久元年) ほか)
第2部 人びとの暮らし(生活・事物;趣味・芸能;情報伝達;乗り物・交通 ほか)
著者等紹介
湯本豪一[ユモトコウイチ]
1950年東京生まれ。法政大学大学院(日本史学)修士課程修了。川崎市市民ミュージアム美術館担当室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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本の蟲
10
『明治事物起源辞典』の改稿新装版。開国で西洋文化が入り、社会が大きく変わったと、教科書では数行程度にまとめられているアレやコレ。お馴染みの散切り頭はもちろん、ガス灯から電灯へ。蒸気機関車・馬車から電車へ。定着する間もなくアップデートしていった半世紀「明治」。御一新はまさに空前絶後の地殻変動だと知れば知るほど驚いてしまう。今では当たり前になっている機械・乗り物・制度・行事・職業たち。それに合わせて毎ページ掲載している、当時の錦絵や風刺画、漫画や広告がとにかく楽しい。〇〇はもう明治からあったのかと驚くこと然り2023/04/14
ばなななな
0
ながらく読書してなかったのでリハビリに。明治大正のはじめて物好き。短くまとまっているのでスラスラ読めた。時系列が気になるので、年表をつくってみたくなった。2019/09/17