ハルキ文庫<br> 地果て海尽きるまで―小説チンギス汗〈下〉

個数:

ハルキ文庫
地果て海尽きるまで―小説チンギス汗〈下〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月19日 22時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 418p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784758431828
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「闘う者たちの崇高な魂がここにある」―世界制覇を夢み、ひたすら突き進んだチンギス汗は、一二二七年、六十六歳でこの世を去る。彼の遺志を継いだ蒼き狼たち。五代目フビライが目指したのは、海の彼方日本であった…。「地の果て、海尽きるところまで」を求めた男たちの苛烈な生き様を、夢破れ戦場に散った者たちへの鎮魂を込めて描き切った、森村歴史小説の最高峰、遂に文庫化。

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年、熊谷市生まれ。青山学院大学卒。69年、『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年、『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、2003年、第7回日本ミステリー文学大賞を受賞。推理小説、歴史小説、ドキュメントと幅広く活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

26
血のグローバリズム、死のコスモポリタン。果てなきチンギス汗の夢は、ユーラシアの人口を激減させる。史上空前の版図を広げた彼ですら人間であることは変わりなく、子達に夢を託し死を迎える。神の後継は遺伝子のみで継げるものでなく、力あるものが嗣ぎ、滅ぼした国、征服地の知恵を用い、5代フビライは世界帝国を完成させる。チャイナを掌中に入れたモンゴルの天意は、海果てる東方の国、日本を望む。これは神の風と人は思った因果により、完全な敗北を知り、フビライも死ぬ。殺し尽くしたものと、命乞いをしたものが唱える、平和の嘘臭さ。2018/03/26

BIN

6
下巻はチンギスハンの西夏征伐から元寇後のクビライが死ぬところまで。チンギスハンの死後はちょっと駆け足気味でしたが、後継者争いとかがよく描かれてました。孤高の存在であるバトゥがやはりいいね。耶律楚材の死ぬ前に触れてますが、愛娘が殺された設定はどういう効果があったのだろうかは少し疑問です。なんだかんだで意気ぴったしで復讐心が霧散したのだったということなのだと思うが。2022/07/06

Mzo

3
チンギス・ハンの晩年と、それ以降クビライまでの権力闘争史。古今東西を問わず、権力は人を変える両刃の剣。2009/10/13

ふじもん

2
ジンギスカンからクビライまで元寇の話は興味深い。2020/10/04

イトノコ

2
チンギスハーン(テムジン)誕生からその孫、5代目フビライハーン没までを一気に描いた小説。全2巻のうち、3分の2くらいがチンギスハーンが主人公で、その後は耶律楚材→モンケとバトゥ→フビライ(一部北条時宗)と主人公がバトンタッチ。作中の時間経過が長いので、歴史総さらいみたいになってしまうのは仕方ないかと。耶律楚材が、家族の復讐のためにチンギスハーンに近づく、というキャラ設定が良い感じ。なお、数年前に観た映画版ではチンギスと長男・ジュチの親子関係がメインだったが、原作はその要素はあまりなし。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/376013
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。