出版社内容情報
いつでもそこにある木。成長し、変わっていく少年。それでも木は、少年に惜しみない愛を与え続けた・・・何度でも読み返したい、シルヴァスタインのロングセラー絵本。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
478
同じ作者シルヴァスタインの『ぼくを探しに』に比べると、絵も文章もずっと饒舌(は言い過ぎか。ただ、シルヴァスタインにしては)である。それにしても前作が倉橋由美子の訳、今回が村上春樹訳と、この人の絵本は作家たちの感性をことのほか刺激するようだ。さて、お話はとってもせつない。りんごの木の無償の愛といってしまえばそれまでだが、それにしても哀切なまでの美しさが読者にせまって来る。そして、絵のシンプルさは、この場合それをかえって際立たせる効果を持っているようだ。2024/05/25
やすらぎ
298
愛を尽くしたい人、愛を受け取っているはずなのに気付けない人、愛を当然だと思っている人、愛を受けとってもっと大きな愛を生みだす人。愛のかたち。この絵本に答えはなく、読み手に委ねられるもの。読む人の読むときの感情が浮かび上がってきて、自らを見つめ直す機会を得られるもの。大きな木の立場になるときもあれば、少年の立場になるときもある。その日その日で人は感じ方が異なるから、同じ物語であったとしても、喜びを感じるときもあれば、悲しみに打ちひしがれるときもある。あなたがおおきな木であったら、どんな物語になるのでしょう。2024/01/05
HIRO1970
243
☆☆☆名作です。最後に牧童が消えて牛が歩いているような・・・諸行無常を感じさせる作品です。2004/01/01
宵待草
220
シェル・シルヴァスタイン『おおきな木』は原作の『THE GIVING TREE』が与える木ですが、小さな男の子へ正に与え続けるりんごの木を通して、愛の本質を考えさせられる名作絵本です。此の本は、息子が中学2年の頃に、英語の教科書に掲載されて居ました。帰宅後に「今日の英語は凄く感動した!お母さんも読んだら、、、」と、私も教科書を読むとやはり素晴しい『おおきな木』の話に感動し、本を購入しました。此の本は、少し口数が少なくなり始めた、思春期に入り掛けの息子との懐かしい想い出の本と成りました。 2020/08/22
kaizen@名古屋de朝活読書会
214
銀行の待合においてあったので拝読。大きな木は、母親のような愛情。実、枝、幹と与え、人間は身体、家、船を作っていく。切り株になっても、椅子として役立つ。2014/12/07




