金日成神話の歴史的検証―抗日パルチザンの「虚」と「実」

姜 在彦【著】《カン/ジェオン》

明石書店（1997/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 280p／高さ 20cm
• 商品コード 9784750309965
• NDC分類 222.5
• Cコード C0022

出版社内容情報

1930年代の抗日パルチザン闘争下における、“百戦百勝”の歴史は真実なのか。ひたすらに〈史実〉に即して、闘争の歴史を叙述し、金日成と朝鮮人民革命軍の〈虚〉と〈実〉を区分する中等身大の実像に迫る。

第一章　東満における抗日パルチザン
第二章　南満における抗日パルチザン
第三章　東北抗日連軍の旗のもとに
終　章　延辺朝鮮族自治州のこと
補論１　戦後満州の朝鮮義勇軍――中国革命から朝鮮戦争へ
補論２　中国からみた朝鮮戦争――洪学智『抗米（美）援朝戦争回憶』を中心に
補論３　八・一五解放の五〇周年に思う

内容説明

本書のメイン・テーマは、１９３１年９月１８日の満州事変からはじまる、１９３０年代の東満および南満を中心とした在満朝鮮人の抗日パルチザン闘争史である。また、サブ・テーマは北朝鮮の近代および現代史、そのなかの中軸を占めている金日成伝の「虚」と「実」とを区分けし、等身大の実像に迫る。

目次

第１章　東満における抗日パルチザン
第２章　南満における抗日パルチザン
第３章　東北抗日連軍の旗のもとに
終章　延辺朝鮮族自治州のこと
補論（１）　戦後満州の朝鮮義勇軍―中国革命から朝鮮戦争へ
補論（２）　中国からみた朝鮮戦争―洪学智「抗米（美）援朝戦争回憶」を中心に
補論（３）　８・１５解放の５０周年に思う