人物叢書 新装版<br> 西村茂樹

人物叢書 新装版
西村茂樹

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784642051187
  • NDC分類 289

内容説明

明治初期、明六社員として啓蒙活動を行うとともに、文部省編書課長として新しい教科書の編集を担当。そのさい、伝統を生かしながら欧米文化を吸収することを主張した。明治20年ころからは、社会人を目標に、道徳教育を中心とする生涯教育を志して日本弘道会を結成し全国運動を展開。英学者であり儒学者で、現実を重視した思想家。

目次

第1 藩士の時代
第2 啓蒙活動の時代(明六社結成、洋々社結成;文部省出仕)
第3 道徳教育運動の時代 その1(「学制」批判、修身学社創設;日本弘道会)
第4 道徳教育運動の時代 その2
第5 晩年の論説

感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

18
西村は 私利の主張を認めながらも、同時に、限界を設定している(51頁)。東大に聖学科設置を主張した(101頁)。当時の東大には文学科が劣るところが見受けられるという(102頁)。西村がもっとも恐れたのは、宗教上の争いであった(118頁)。西村のいう道徳は、一身、一家、社会の道徳と、社会が入っている(152頁)。教育は自国の歴史を本とすること(169頁)。日本人の短所4つは、安逸を好む、限界が狭隘である、忍耐力に乏しい、軽躁である(188頁)。2021/03/23

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