出版社内容情報
孔子とその弟子の言行録で、儒教の根幹をなす聖典として、唐代には『孝経』とともに科挙に用いられ、宋代の朱子は論語集注を著すなど、古くから東洋で最も重んじられてきた書。編者は明らかになっておらず、漢代にまとめられたと考えられる。日本には応神天皇の代(285年)に百済から伝来し、日本の政治・文化にも大きな影響を与え続けた。中国思想・文学をはじめとする東洋思想や、日本の歴史・文化を考察するうえで、第一に熟読が必要なのが『論語』。本書の執筆担当者は親しみやすい解説と評釈によって、現代の学界と読書界に再認識してもらおうと努力した。
昭和51年新研究を加筆増補。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪野きずな
3
図書館で借りて読破。通釈、現代語訳があるから読める。勉強しなければいけないことはいっぱいある。「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむものに如かず。」物事を理解している人はそれを好んでいる人には及ばない。物事を好んでいる人はそれを楽しんでいる人には及ばない。 楽しんでやるのが一番。2019/12/30
多読多量連投が日課だった
1
何か今年で完結するとかで。論語内容以外もみっちりしてるが論語の概要だけなら精読しなくてもいい一冊。でも孔子が弟子とはぐれた様の話が無いのと顔回の名が二パターンあるが説明が無いから紛らわしい。2018/01/07
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