出版社内容情報
エヴィー は動物が大好きな11歳。犬やネコはもちろん、ヘビもトカゲもゴキブリも、どんな動物だって好きなんだ。動物とその環境を守るためにいつも調べていて、とってもくわしい。でも、エヴィーにはもっととくべつなひみつがあった。動物と話ができるのだ。パパから禁じられて、この力のことはだれにも話せなかったけれど、あるとき動物園でライオンのおりに入ってしまった男の子を助けたことから、「ライオンと話せる少女」として有名になってしまう。それどころか、ある男にねらわれることになって――動物たちがたくさん登場する、ユーモラスでちょっとドキドキな物語。小学校4年生以上~。
内容説明
エヴィーは動物が大すき。でも、ただ動物がすきってだけじゃない。エヴィーにはとくべつなひみつがあって…動物たちがたくさん登場する、ちょっとハラハラ、ユーモアたっぷりの物語。
著者等紹介
ヘイグ,マット[ヘイグ,マット] [Haig,Matt]
児童書から一般書、フィクションからノンフィクションまで手がけるイギリスの作家。児童書作品でネスレ子どもの本賞、ブルー・ピーター・ブック賞などを受賞
宮坂宏美[ミヤサカヒロミ]
弘前大学人文学部卒業後、旅行会社勤務、雑誌のライターなどを経て翻訳者に。絵本や読み物、ノンフィクションなど幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oldman獺祭魚翁
33
動物と話せる力の持ち主エヴィー。その力(ギフト)を禁じられ、そのわけには大きな秘密が隠されていました。「クリスマスと呼ばれた男の子」の作者が語る「ドリトル先生」へのオマージュが感じられる児童文学。テンポが速くアメリカ的な展開の話ですが、中々楽し一編です。2022/10/20
かもめ通信
16
#やまねこ本 ああ!私も庭にやってくる小鳥たちや散歩の途中で会うリスたちと話ができたらなあ!小姑猫に小言を言われるのは…ちょっと困るけれど……ね!?2022/10/29
Miho
12
ふしぎなギフトをもつ動物好きな女の子エヴィーの物語。動物と人間とは命と命がつながっている。だれかの命はほかの生き物の一部。地球上の自然や動物を尊重しながら共生することの大切さを伝える良書。冒頭のこの部分からひきこまれるように読んだ。「たった二十万年しか生きていない人類が、先に地球にあらわれて平和にくらしていた動物たちの命をおびやかすなんて、なんだかずうずうしいし(略)」(p.17)。2021/11/15
NakaTaka
9
面白かった。動物と話せる力を持った女の子という設定はよくあるパターンなのだが、今風にSDGSにも繋がる内容。動物豆知識も面白く、本当の動物愛護とは?とか、動物園の置かれている意味等考えさせられた。ラストに向かっての悪者との対決はスリル満点だった。2023/03/25
timeturner
5
エヴィーは動物たちとテレパシーで話ができる能力の持ち主。でも、そのために世界征服をもくろむ男に狙われて……。大蛇を首に巻いた刺青のある悪人がヘヴィーメタルバンドのメンバーみたいだった。2022/01/27
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