大人の本棚
谷崎潤一郎・上海交遊記

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622080527
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C1393

内容説明

「蘇州紀行」「西湖の月」「上海見聞録」「内山完造宛書簡」ほか、紀行文、随筆、作品から全集未収録の手紙・談話まで。「大谷崎」を魅惑した「中国」の全貌。

目次

蘇州紀行
廬山日記
支那の料理
秦淮の夜
西湖の月
或る漂泊者の俤
鶴〓
上海見聞録
上海交遊記
きのうけふ―抄
旧友欧陽予倩君を憶う
内山完造宛書簡

著者等紹介

谷崎潤一郎[タニザキジュンイチロウ]
1886(明治19)年、東京日本橋に生まれる。東京府立第一中学校、第一高等学校を経て1908年、東京帝国大学国文科入学(1911年中退)。1910年、小山内薫らと第2次「新思潮」創刊、同誌に「誕生」「刺青」などを発表。翌年、「三田文学」で永井荷風に激賞され、新進作家ながら文壇的地位を確立。著書『瘋癲老人日記』(1962/毎日芸術大賞)ほか。1949年、第8回文化勲章受章、1941年、日本芸術院会員。1964年、全米芸術院アメリカ文学芸術アカデミー名誉会員。1965年没

千葉俊二[チバシュンジ]
1947年、宮城県に生まれる。早稲田大学第一文学部人文専攻卒業。早稲田大学教育学部教授(日本近代文学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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家にいるサム

5
とりあえず、お目当ての「西湖の月」だけ読了。最初はごく普通に作家の紀行文といった体だったけど、女が登場すると、一気に谷崎らしい描写に。そしてそのまま淡々と終わるのかと思えば冷や水を浴びせかけられるようなラスト。私は谷崎は生理的に好きなだけでどこがどうすごいとかははっきりわからないけどやっぱり違うなぁと感じさせる。数十ページの紀行文一つで圧倒的に大作家の品格を見せつけられた感じ。渋いな〜やっぱ好きだな〜そして日本語が本当綺麗だな〜。昔読んだ谷崎の代表作を読み返したくなった。今年の夏は杭州に行っちゃうかも2014/06/18

relaxopenenjoy

1
蘇州紀行、廬山日記、支那の料理、秦淮の夜、西湖の月、或る漂泊者の俤、鶴唳(既読)、上海見聞録、上海交遊記、きのうけふ、他。大正7年秋の中国周遊、大正15年1月の上海旅行の紀行や、創作、若き知識人との交流を綴った随筆。秦淮はドキドキした!西湖の月は天鵞絨の夢と似た世界観だと思っていたら解説読み納得。2019/08/04

toshokan-no-hito

1
谷崎潤一郎の幸せな中国体験の記録。上海や蘇州の風景描写、文化・芸術界の友人知人のエピソードや交流も興味深い。たいせつなのは中国や中国人に対するリスペクトの視点だと思う。2016/07/18

コホン

0
紀行文集なのかと思っていたら、ゾクゾクっとするような幻像的なお話が混じっていてそっちが面白かった。西湖に身を投げた女学生の話や、中国人女性と鶴を従えて中国風に暮らすダメおやじの話がいい。2014/10/15

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