国民の芸術

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  • サイズ A5判/ページ数 754p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784594037574
  • NDC分類 702.1
  • Cコード C0095

目次

日本人はどこから来たか、列島で何を見たか
日本は「芸術国家」である
「形象」で語る日本「文化」史
縄文土器・土偶はすでに芸術である
中国と異なる巨大文明の発生
日本の神々の偶像崇拝の禁止
聖徳太子が世界の宗教を融合した
仏像が人間と宗教を統一した―「ほと・け」と法隆寺
日本の「古典主義」の基礎
天平のミケランジェロ・公麻呂〔ほか〕

著者等紹介

田中英道[タナカヒデミチ]
昭和17年、東京生まれ。現在、東北大学大学院教授。東京大学仏文科、美術史学科卒業。ストラスブール大学でドクトラ(博士号)取得。文学博士。故・江藤淳氏らとともに、文学評論を手がけたのち、美術史研究を開始。日本におけるヨーロッパ美術史研究の第一人者として、世界各地の学会で活躍。ラ・トゥールやダ・ヴィンチの研究で世界的な評価を得る。システィナ礼拝堂の調査や、ダ・ヴィンチの「スフォルツァ騎馬像」復元などでも中心的役割を果たす。近年では、西洋研究で培った鑑賞眼と学識を武器に、日本美術史研究にも着手。斬新で刺激的な論考を次々に発表し、美術史界に衝撃を与える。その著書は、海外でも続々と翻訳され、高い評価を得ている。また、西洋と東洋双方を視座におく文明批評にも定評がある。2001年より、『新しい歴史教科書をつくる会』会長としても活躍中
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