内容説明
“セックス、ドラッグ、ロックンロール”から“ブックス、ドリンク、プロレス、ロック”へ―音楽ファンに圧倒的な人気を誇る松村雄策の、本、酒、格闘技、音楽をテーマにまとめた6年ぶりのエッセイ集。音楽誌以外に発表された以外のものも収録し、さらに、書き下ろし約50枚を加えた怒濤の内容。
目次
第1章 それがどうした読む唸る(ひとりぼっちのあいつ;夢か現か;じたばたしながら生きていこう ほか)
第2章 それがどうした呑む喋る(正しい東京の居酒屋;二十歳の宴会;それがどうした、今日も呑む ほか)
第3章 それがどうした殴る蹴る(猪木、最後の名勝負;プロレスのパンフレットを作った;私、天龍の味方です ほか)
第4章 それがどうしたボーナス・トラック(ビートルズがやって来た)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロックスターKJ
2
評価:★★★★☆ 4点 松村さんの音楽以外のテーマで書かれた文章をまとめた本。ロッキンオン連載のものがやはり面白い。自分もその時期よくプロレスを観に行っていたので、冬木軍とか懐かしい。2024/07/07
yoyogi kazuo
1
ロック以外について書かれた文章を集めた本ということだが、どうしてもその話題は避けられないし、それでいい。佐藤泰志や山口瞳や内田百閒などお気に入りの作家について書かれた文章は興味深く読んだ。2021/10/24
ShogoHirara
1
松村師匠のプロレス話はまたプロレスをみたいという気にさせる。酒飲み話がおもしろいのは当たり前。後半の散文が新鮮だった。2013/03/22
prefabjubilo
1
・レイ・デイヴィス「エックス・レイ」 ・佐藤泰志 ・「顔を見ると男なんだけど、組むとやっぱり女だった」2013/02/03
じゅん
0
1988年8月8日の藤波と猪木の最後の名勝負も好き!だが、「スーパー・ヘヴィー・ウォー・ワンナイト・トーナメント」で〈冬木、神取忍〉が組んだところが好き!〈天龍、ドラゴン〉と1回戦で戦い、神取が平気でドラゴンの金的を蹴って、怒ったドラゴンに股間蹴られて、痛くないよなどとやっていたというところが、一番のお気に入り♪試合後のドラゴンの神取についてのコメントに、「顔を見ると男なんだけど、くむとやっぱり女だった」だって。とあるところが、次にお気に入り♪2013/03/10