出版社内容情報
孫子の兵法の極意が90分でわかる!
「勝算の冷静な分析」「無勢で多勢に勝つ方法」「戦わずして勝つ」など、組織を率いて勝利する「孫子の用兵理論」を紹介する!
『孫子』は2千年以上前に著された世界最古の兵法書であり、いまなお有用なものとみなされている。これは、中国に限ったことではなく、日本でも欧米でも同じような見方をされている。
▼では、時代も地域も越えて、愛読されつづけてきたのはなぜか。それは、戦争に限らず、政治、外交はもちろん、仕事や親戚・友人関係など社会生活を営むうえで有益な道理が数多く含まれているからにほかならない。
▼さらに、ことわざ、故事として現代にも息づく。例えば、「彼れを知り己れを知らば、百戦して殆うからず」「算多きは勝ち、算少なきは敗れる」、武田信玄の「風林火山」で有名な「その疾きこと風の如く、その徐なること林の如し」など現代人にも通じる名言がちりばめられている。
▼本書では、その『孫子』全13篇を意訳・読み下し文・過去の実戦例を交えながらわかりやすく解説。また各章の終わりに、武経七書をはじめとする他の中国兵法、古戦場をも紹介する。
【第一】計篇 勝算の多い方が勝つ 【第二】作戦篇 スピードが勝敗を分ける 【第三】謀攻篇 戦わずして勝つ 【第四】形篇 不敗の態勢をつくる 【第五】勢篇 「奇策」と「勢い」で敵を破れ 【第六】虚実篇 常に優勢に戦う方法 【第七】軍争篇 勝利の条件をつくり出す 【第八】九変篇 指揮官が心がけること 【第九】行軍篇 敵軍の実情を見抜く 【第十】地形篇 六つの地形に合わせた戦い方 【第十一】九地篇 脱兎のごとく進撃せよ 【第十二】用間篇 スパイの活動に力を入れよ 【第十三】火攻篇 軽々しく戦ってはいけない
内容説明
曹操、ナポレオン、信玄も学んだ「戦わずして勝つ」極意!!呉子、六韜、戦国策など他の中国兵法も紹介。
目次
計篇―勝算の多い方が勝つ
作戦篇―スピードが勝敗を分ける
謀攻篇―戦わずして勝つ
形篇―不敗の態勢をつくる
勢篇―「奇策」と「勢い」で敵を破れ:虚実篇―常に優勢に戦う方法
軍争篇―勝利の条件をつくり出す
九変篇―指揮官が心がけること
行軍篇―敵軍の実情を見抜く
地形篇―六つの地形に合わせた戦い方
九地篇―脱兎のごとく進撃せよ
用間篇―スパイの活動に力を入れよ
火攻篇―軽々しく戦ってはいけない
著者等紹介
島崎晋[シマザキススム]
1963年、東京に生まれる。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務を経て、出版社で歴史雑誌の編集に携わる。現在はフリーライターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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