出版社内容情報
第1章 インターネットがもたらしたもの
1.インターネットの潮流
2.インターネットはからっぽの洞窟か?
3.インターネットにおける商取引
4.情報の洪水がもたらしたもの
5.セキュリティ問題
6.プライバシー保護
7.情報規制
8.知的財産権の問題
9.インターネットがもたらすコミュニケーション
第2章 情報発信の基礎情報
1.サーバとクライアント
2.プロトコルとTCP/IP
3.名前解決
4.WWWを支える基本的な仕組み
5.メールの仕組み
第3章 情報発信のための仕組み
1.情報発信のための第一歩
2.情報発信のための様々な仕組み
3.留意すべきいくつかの事柄
第4章 事例でみる文科系の情報発信
1.文科系による情報発信の概況
2.インターネット電子辞書
3.データベース
4.eラーニング
5.多様な文字の扱い
6.WWW情報の再編集による発信
7.情報発信のためのノウハウの公開とメールマガジン
8.個人ウェブサイト
あとがき
主な参考文献・参照URI
索引
内容説明
インターネット、とりわけWWWの登場は、我々ひとりひとりに、自分自身の手による情報発信を可能とした。そのメリット・デメリットはともかく、情報の流れ方に新しい展開が生じたのは確かである。発信者にとってのウェブページ作りの容易さと、利用者にとってのウェブブラウザの取り扱いやすさとがこの状況をもたらしたといえるだろう。本書は、「文科系のための情報発信リテラシー」とタイトルにあるとおり、そうした現状において、すでに情報リテラシーをひととおり身につけた文科系の人が、もう一歩高度な情報発信をしていくうえで必要となるリテラシー、すなわち「情報発信リテラシー」を身につけてもらうことを目的としている。
目次
第1章 インターネットがもたらしたもの(インターネットの潮流;インターネットはからっぽの洞窟か? ほか)
第2章 情報発信の基礎技術(サーバとクライアント;プロトコルとTCP/IP ほか)
第3章 情報発信のための仕組み(情報発信のための第一歩;情報発信のための様々な仕組み ほか)
第4章 事例でみる文科系の情報発信(文科系による情報発信の概況;インターネット電子辞書 ほか)
著者等紹介
永崎研宣[ナガサキキヨノリ]
筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科単位取得退学(2000年)。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所COE研究員(2000年)。山口県立大学国際文化学部講師(2001年)
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