内容説明
対照的な両者の生涯と童話を語る。勤勉な学者兄弟と奔放な旅好きの作家、民族童話の収集者と童話の創作者…など、同時代人である両者の人と作品を比較考察する。
目次
１ アンデルセンとグリム兄弟との出会い
２ グリム兄弟の生涯
３ アンデルセンの生涯
４ 学究者と作家―著作の比較
５ 生の軌跡―愛と孤独
６ メルヒェンの語り手
７ グリム兄弟と私
８ アンデルセンと私
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼんくら
6
少しだけ接点のあった、グリムとアンデルセンを並列して紹介。最初のアンデルセンの自伝から引用された、グリムとの出会いについての逸話が面白かった。 2012/12/09
