新潮文庫nex<br> バリ3探偵 圏内ちゃん(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
バリ3探偵 圏内ちゃん(新潮文庫nex)

  • 著者名:七尾与史【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2015/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101800080

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内容説明

生身の人間と会話するのが苦手。でもネットがなくて誰とも繋がれなくなる孤独はもっと苦しい。電波がバリ3表示の場所でだけ生きてゆける、ひきこもりの緑子。しかしひとたびオンライン掲示板を開けば、ハンドルネーム「圏内ちゃん」はカリスマ的存在だ。驚くべき情報収集力と推理力で、“炎上”した匿名アカウントの本人を特定する。ある日、連続女性殺人事件に巻き込まれて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

99
バリ3探偵その1。イイキャラで楽しめました。個人的にはプロローグが一番よかったです。2019/07/30

しずく

74
とっても面白くて良かったです!”ここは受信圏外だから。”圏内ちゃん、すごく良いキャラで大好きです。でもまさか喋れないとは…汗 朔太郎くんと圏内ちゃんのやりとりが個人的にとても微笑ましくて和んでました。にしても事件の方は結構陰湿かつ気持ち悪かったです。狂気じみてますね。コータってそういうことだったんだ…とはらり。これは次巻も絶対読みます!圏内ちゃんや朔太郎くんの方を重点としたほのぼのでも良いんですよ…?笑 というのは冗談で、ミステリー的にも良かったのではないかと思います。2014/10/05

よっち

67
電波がバリ3の状態でしか生きていけない、忌女で引きこもりの主婦「圏内ちゃん」が連続女性殺人事件に挑むミステリー。その並外れた洞察力で忌女板では有名人なのに人付き合いが苦手で、スマホのチャットアプリ越しでないと人と会話できないとかちょっと大変そうですね(苦笑)最初のプロローグにある炎上案件もきちんと事件に組み込まれており、テンポの良く事件と捜査、推理が進展していく展開はとても読みやすくて、楽しめました。正式な刑事の捜査協力要請は断りましたが、著者の他作品とも繋がっている世界観で、続編にも期待できそうですね。2014/10/03

aquamarine

61
バリ3圏内でなければ具合が悪くなるという引き籠りの圏内ちゃん。FXで生計を立てる彼女は小さなネットの情報から細かな個人情報まで集めてしまう特技を持っています。板での祭りへの参加やモラルはとりあえず置いておいて、要するに彼女が夫の助けを借りながらこの特技を生かして最終的に犯人を追いつめていくお話。新レーベルにこの表紙絵でどんな世界観かと思いましたが、適度にグロく伏線はバッチリプロローグから事件とのつながりも見事でいつもの七尾さんの世界そのものでした。残した部分があるので続きがあるのでしょう。期待しています。2014/11/14

Susumu Miki(Dik-dik)

59
面白かったです。エピローグを読む限り、シリーズは継続の方向でしょうか。「探偵」、「助手」、「警察組織」、「犯人」というミステリーの形式に沿っていますが、探偵と捜査方法は現代的です。ミステリーとしての謎レベルは「入門レベル」で、ストーリーとキャラクターに引っ張られて読み進む感じでした。なお、『ドS刑事』とは同じ世界の事件のようです。2014/10/29

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