内容説明
大学教授から画家、ジャーナリスト、自治体職員、医師、保育園や不動産会社の経営者、不法滞在の料理人まで、日本に住む中国人は、約70万人―。過去最悪ともいわれる日中関係のなか、彼らはどう生き、何を思うのか。中国人著者が聞き出す、本音の日本論!
目次
第1章 異国の地で生き抜く(映像の力で伝えたい!28歳からの異国での挑戦 張麗玲 チャン・リーリン―株式会社大富社長;世界有数の歓楽街で生き抜いてきた27年 李小牧 リー・シャム―歌舞伎町案内人;ママたちの不安を知る型破りな保育園経営者 応暁雍 イン・シャオヨン―株式会社愛嬰代表取締役 ほか)
第2章 国の同胞に伝えたい(日本報道の最前線で奮闘する日々 李〓(ビョウ) リー・ミャオ―フェニックステレビ東京支局長
日本について伝えることがライフワークになった 毛丹青 マオ・タンチン―日中バイリンガル作家
「七田式教育」で中国の幼児教育を変える 馬思延 マー・スーイエン―七田眞国際教育CEO ほか)
第3章 日中の懸け橋になる(日本最古の学校で『論語』に夢中になる 孔佩群 コン・ペイチュン―足利学校職員;中日「歴史対話」に情熱を捧げる 丁寧 ティン・ニン―「日中市民共同声明」発起人;日本人と結婚し、両国をつないできた 潘慶林 パン・チンリン―中国人民政協全国委員会委員 ほか)
著者等紹介
趙海成[チャオハイチェン]
1955年、中国・北京出身。82年に北京対外貿易学院(現在の対外経済貿易大学)日本語学科を卒業。85年に来日し、日本大学芸術学部でテレビを専攻。88年には初の在日中国人向け中国語新聞『留学生新聞』の創刊に携わり、初代編集長を10年間務める。95年、10カ国の在日外国人向け外国語媒体を束ねる「外国人情報誌連合会」代表に就任。99年、中国情報を発信する日本の衛政放送事業者、大富(CCTV大富)の宣伝部長に。また同じく99年には、外国人にかかわる諸問題について都知事に意見を述べる「外国人都民会議委員」に東京都より選出される
小林さゆり[コバヤシサユリ]
フリーランスライター、翻訳者。長野県生まれ。2000年から5年間、中国・北京の『人民中国』雑誌社に勤めたのち、フリーランスに。北京に約13年間滞在し、2013年に帰国。中国の社会・文化事情などについて日本の各種メディアに執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
takao
Masataka Sakai