内容説明
韓国人と日本人はこんなにもちがうのだ!ソウルに暮らした著者が目のあたりにしたものは!?海をへだてた隣国には私たちとは全くちがう思考、生活、風土があった。快楽を追求した食事、自分が一番の小中華思想…。そうした生活にどっぷりとはまり込んでようやく見えてくる文化の基層を愛情をこめて描いた韓国見聞記。
目次
第1章 ソウルに立つ倭人(渡韓・受容・朱い膳;キムチよ、キムチ;韓国食生活考 ほか)
第2章 単一民族の国で(カタ仮名はいらない;民族主義の謎;消えゆく外来文化 ほか)
第3章 からみつく儒の伝統(みんなで食べよう!;鼓腹撃壌の世界;赤土の国の春風情 ほか)