出版社内容情報
複雑な祭祀暦、象徴性に満ちた美しい建築物、効率的な農業…大帝国を築いた人々の歴史、神話、文化。
内容説明
大ピラミッドの民のすべてを語る。大地と天空と季節の変化に密接に結びついた宗教や知識と、高度に専門化した行政機構とを発達させた、メソアメリカ史上最大の帝国を築き上げた人々の歴史、神話、文化をあますところなく再構成する、入門書の決定版。
目次
アステカを求めて
第1部 メキシコの征服(異人の到来;アステカ帝国の落日)
第2部 遍歴、定住、最初の国家(都市の伝統とさまざまな部族;帝国の誕生)
第3部 帝国の隆盛(新たな征服、新たな戦略;帝国の大いなる拡大)
第4部 アステカの宗教と信仰(アステカの象徴世界)
第5部 アステカの民、人生のサイクル(家族と教育;農民、商人、職人;祭司、戦士、支配者)
著者等紹介
タウンゼント,リチャード・F.[タウンゼント,リチャードF.][Townsend,Richard F.]
先コロンブス期文化専攻。テオティワカン美術の研究でハーヴァード大学より博士号を授与され、現在、シカゴ美術館のアフリカ・オセアニア・南北アメリカ部門の主事。アステカ遺跡で広汎な野外調査をおこない、いくつもの重要な論文を発表している。「古代アメリカ―聖なる景観展」(1992)、「古代西メキシコ展」(1998)など大規模な展覧会のカタログの編纂も手がけている
増田義郎[マスダヨシオ]
1928年生まれ。東京大学教授を経て、現在、東京大学名誉教授。専攻は文化人類学、イベリアおよびイベロアメリカ文化史
武井摩利[タケイマリ]
1959年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。翻訳家
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感想・レビュー
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雨間@葛切
睦月