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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
19
☆ レインがメトセラとなるまでの経緯を描く過去編となった３巻。レインは陰のある神父のユカ、バイオリンが好きで優しいシスターフレイアとともに戦乱の世の中で孤児院を護っていた。彼らが見上げる夜空には沢山の流れ星。子供たちは願いを込めて祈ったが、それは人工衛星から放たれた誘導弾だった。繰り返される悲劇に、世界は狂っていく…。残酷な展開に涙が出ます。2017/09/05
陸抗
11
【再読】レインが不死身になった、過去の話。前世の記憶を全て持ち、生まれる度に絶望するルカが、自分の気持ちを理解してくれるレインを不死身にしてしまった。それも、レインが恋する女性の血肉を使って…。この時点で気が狂ってもおかしくないのに、500年生き続けるレイン。マチカ以外にも、レインにとっての救いになる出会いがあったのかな。2018/04/27
チューリップ
3
レインの過去が明かされる。最後壮絶だけど今よりもレインが自分の気持ちを出せている感じが切ない。自分の友達のせいでっていうのが余計に辛い。ユカはレインとは違って生まれ変わるけど今までの自分の記憶を持っていてそれはそれで辛いし絶望してるから滅ぼそうとしているんだよね。2人が再会したらどうなってしまうのか。最後のマチカの涙が印象的だな。2017/08/14
作楽
3
謎すぎる。2014/10/14
ねね
3
レインの過去話編。苦しい、切ない、悲しい……。どうしてフレイアはレインを選ばなかったのか。こんなにやさしい人なのに。2巻に引き続き、花男レイン。溶けない雪の花が切ない。そしてレインの過去を知り、刷り込みのようにレインを見つめていたマチカの目に、決意の火が灯る。連れていってと願うだけの気持ちは終わり、レインと同じ地獄を進み、彼と一緒に生きる事を誓った瞳。2013/10/22
