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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mana
92
図書館本。日本で役目を終えたランドセルは、海外でとても喜ばれている。あまり綺麗ではないランドセルもあるけれど、みんな目が輝いている。物を持つことができることのありがたさ、そして学べる幸せを噛み締めている子供たち。恵まれた日本にいると当たり前のように思ってしまうけれど、この子たちのように、身の回りのことに感謝しないといけないですね。2025/08/01
けんとまん1007
74
前作「ランドセルは海を越えて」に続いて、改めて考えることが多い。一つのランドセルの持つ意味の大きさ。机にもなるということ。何より、希望の光でもある。その希望に繋がるのが、学ぶこと、新しいことを知るということ。その可能性を信じて、自分自身できることはいろいろある。こんなふうに使ってもらえると、ランドセルを作った人・関わった人も嬉しいだろうなあ・・。2022/04/20
k sato
58
アフガニスタンは、今も人道危機に瀕しています。日本のランドセルは小学校6年間を経て役割を終えます。しかし、質の良い日本製のランドセルは、まだまだ使えます。そこで、2014年から、ランドセルを再利用する試みが始まりました。アフガニスタンに送られ、現地の子どもたちに使ってもらうのです。そうして、ランドセルとしては7年目を迎えることになります。これが、本のタイトルの意味です。ランドセルを手渡された子供たちは、喜びに溢れています。そんな写真がたくさん掲載されており、こころを打たれました。平和ってなんだろう。2023/08/01
ぶんこ
58
2才違いの姉のいる私は、いとこのお古のランドセルを使っていて、4年生で使えなくなり中学校用のカバンで2年間通学しました。それだけにお古への思いが違うかもしれません。道端に乱暴に山積みされたランドセル。中に入っている文具は大丈夫かな。革が剥がれたところは油性マジックで目立たなくなるのだけれど、アフガニスタンの子は持っていないだろうな。綺麗なのとそうでないのと、当たり外れがあるのも切ない。こんな感想で申し訳ないのですが、切ない思いが強すぎて、違う感想は書けませんでした。2022/04/10
Comit
49
図書館本~日本で役目を終えたランドセルが、アフガニスタンの子どもたちへ送られる。国際NGOで活動している著者が、写真とメッセージで伝える~政治や宗教、民族など複雑な事情が重なり、紛争が絶えないアフガニスタンでは、戦争は日常であり、勉強はおろか、毎日を生きることにも精一杯。それでも、写真に写る子どもたちの顔は、屈託のない笑顔と輝きに満ちている。先生の話を真剣に聞くまっすぐな眼差し、勉強することへの喜びが伝わってくる。学ぶことが家族を助けることになると彼らは知っている。学校は未来への『希望』そのものだ。2020/10/31
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