内容説明
東京郊外のごく平凡な団地に引っ越してきた新婚の高堀浩彦と啓子夫婦。ある朝、啓子がゴミを捨てようとすると、集積所近くに住む夫聞に凄まじい剣幕で怒鳴られてしまう。不思議に思った二人は、収集日前日の夜中に毎週ゴミを捨てる謎の人物がいることを突き止めた。正体暴きに乗り出した啓子は、ゴミ収集日の明け方にゴミ袋を持った不審な人物を見つけ接近する。だが、そこに見たのは着物姿でちょんまげをつけた男だった―。ますます謎が深まった団地ゴミ捨て事件を解決するため、浩彦が突飛で奇想天外な推理を立てる。痛快ミステリー。
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