内容説明
おなじみの片山、晴美、石津、猫のホームズたちは、山間の由緒あるホテルに招かれる。ここでは十年前、オーナーの一人娘がピアノ演奏中に殺されていた。そこに居合わせた人たちが、再び招待されていた。ここでまた惨劇はおこるのか?ホームズたちの推理は…。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県に生まれる。1976年、『幽霊列車』でオール読物推理小説新人賞を受賞。1978年『三毛猫ホームズの推理』が好評を博し、人気作家となる。「三毛猫ホームズ」シリーズを筆頭に、ユーモア・ミステリー、ホラー、サスペンス、青春小説、恋愛小説など多彩な作品を世に送り出し続けている
亀井洋子[カメイヨウコ]
1959年、東京都生まれ。女子美術短期大学グラフィックデザイン教室卒業。イラストレーター。ポスターなどの広告やカレンダー、雑誌、書籍の装画、挿絵を数多く手がける。また二人の娘をもつ母でもある。日々の生活を楽しみつつ、切り絵や布と糸による新しい作品の創作に励んでいる
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感想・レビュー
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白雪ちょこ
7
今回は、天才ピアニストの少女の死が、中心となる事件が繰り広げられる。 登場人物が多く、最初はかなりややこしくなりそうだったが、10年前の事件の現場を目撃していた者達が新たに集結、といった流れになっている。 真犯人に至っては、かなり予想外であったが やはり男女の絡みや、ドロついた関係など、作者の得意としていることが描かれていた。ホームズは相変わらず大活躍で、石津は食欲旺盛なところが、さらに加速していたように思えた(笑) 最後に、ホームズが猫踏んじゃったを弾いているところは、思わず唖然。2024/05/13
モーリー
2
息子が小学校から借りてきてくれて読みました。 ホームズの活躍も去ることながら、過去の出来事から現在までの流れがうまく描かれています。 ピアノを弾きたくなります。2020/02/18
愛迷もこ.
1
小学校の図書室にて。
たまえ
1
ホームズ好き