内容説明
ドイツのUボートは“大西洋の狼”の名で連合国側に恐れられた。またUボートは何隻かがチームを組んで行動するので“狼群”とも呼ばれた。この作戦はドイツ側に有利だったが、レーダーの発達と共に彼らも不利な戦いとなり、狼群作戦にも黄昏が訪れたのだった。
目次
最初の4年間
冬のはじまり
きわめて特殊な作戦
護送船団を追って
アメリカの護衛空母
「スワンプ」作戦
空母「イーグル」の復讐
去り行く1943年
嵐の前の静けさ
しまらない結末
再現された撃沈
だれも見なかった終末
忙しかったバアル艦長
アイルランドの西
北極海の狼群