講座文明と環境 〈第7巻〉 人口・疫病・災害 速水融

講座文明と環境 〈第7巻〉 人口・疫病・災害 速水融

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254105575
  • NDC分類 208
  • Cコード C3340

出版社内容情報

火山災害や疫病,それに気象災害・地震等が人口の変動にいかなる影響を与えたかを論じ,人口変動の事実が自然環境や疫病といかにかかわったかを解説。〔内容〕自然の猛威と文明/疫病と文明/近現代の人口変動/日本人口史/他

【目次】
1. 現代世界における人口変動の諸様相
 1.1 合計特殊出生率―何人子供が生まれるか
 1.2 乳児死亡率と平均寿命―何人の人が生き延び,人は何歳で死ぬか
2. 自然の猛威と環境・文明
 2.1 自然の猛威とはなにか
 2.2 猛威の複合と自然史への影響
 2.3 自然の猛威が歴史に関わる条件
3. 自然の猛威と文明
 3.1 異常気象と文明
 3.2 地震と災害
 3.3 人類の大移動を起こした海面の大変動
 3.4 コラム:マヤ文明の滅亡
 3.5 コラム:古墳時代の榛名山大噴火と火災
 4.6 コラム:古代の大災害を語る八郎太郎伝説
4. 疫病と文明
 4.1 ペスト大流行
 4.2 産業革命期イギリスの人口と疫病
 4.3 病気の東西交流
 4.4 幕末開港と疫病――異文化接触と人口
 4.5 近代日本の都市における疫病と人口
 4.6 DDTは人類に何を与えたか
 4.7 現代文明の病巣エイズ
 4.8 コラム:死と病の社会史
5. 近現代の人口変動
 5.1 清朝期中国の災害と人口
 5.2 人口転換とエネルギー利用の転換
6. 日本人口史
 6.1 日本文明史における環境と人口
7. 索 引

【総編集者】
伊 東 俊太郎, 梅 原   猛
安 田 喜 憲
【編集者】
速 水   融, 町 田   洋
【著者】
伊 藤   繁, 家 田 貴 子
石   弘 之, 上 田   信
内 嶋 善兵衛, 大 井 邦 明
鬼 頭   宏, 寒 川   旭
杉 山 伸 也, 高 橋 眞 一
田 島 和 雄, 新 村   拓
早 田   勉, 速 水   融
町 田   洋, 森 脇   広
安 元   稔

目次

1 自然の猛威と文明
2 疫病と文明
3 近現代の人口変動
4 日本人口史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

_sakadon_

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速水融や鬼頭宏など人口学の学者らの論文集。人口と気候、社会システム、疫病や災害といったものを絡めて語っている。個人的に面白かったポイントをいくつか挙げると、アステカ王国が滅亡したのはコルテスに負けたからではなくてその救援部隊が持ち込んだ天然痘が原因だったことや、江戸時代の日本は上水道の設備や廃棄物の処理の整備が進んでいて、当時の江戸は世界最大の都市であったこと、2014/04/29

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